MotoGP

ロレンソ『今は自由だと感じる』2019バレンシアGP

『ロレンソ:今は自由だと感じる』

★11月17日(日)、ヴァレンシアGP決勝戦でホルヘ・ロレンソ(ホンダファクトリー)が13位だった。

★今回のレースを最後にロレンソ選手は引退する。

★クールダウンラップでは観客がスタンディングオベーションでロレンソ選手を讃えた。

★ロレンソ選手のコメント。

【今この瞬間の心境は?】
「100%満足していて、良い気分ですよ。自由だって思えて…引退した日、こんな心境になれるなんて思ってませんでした。この間も言ったように、レーサーにとっては4番目に重要な日ですからね。
チャンピオンシップで戦ってる時とか、勝利を競い合ってる時なんかにちょっと似てますね。実に良い手応えと言うか。
五体満足で引退でき、まだ若く、これからの人生、色々と楽しめる可能性があるわけだから。」

【これまでは、そう言う自由を堪能できなかった…】
「レース参戦していたら、余暇を楽しむチャンスなんてあまりないから。制限も多いし、やらなければならない義務や仕事も多いですからね。」

【今日は諸々の状況からレースに集中するのは難しかったのでは?】
「キャリア最後のレースって言うのはどんな気持ちで走るものなのか…ずいぶん考えてはきたんですよね。きっとプレッシャーもなくリラックスした気分なんだろうなぁ〜と。
実際は、違いましたけどね。スタートの時なんかかなりのプレッシャーだったから。あのカオス状態のなかに入ってしまってはいけないと思って。
序盤ラップが難しい事は覚悟してたんですよ。他のクラスのレースでは寒さのせいでグリップが落ちてミスが出ていたから、転倒なんてアッと言う間だろうな〜って思って。
とにかく転倒したくなくて…特に序盤ラップでは絶対にしたくなかったんです。だから、3〜4周走り終えた時にはホッとしてねぇ…さらに気持ちが落ち着きました。」

【その後は、ライディングを楽しんだりできた?】
「完走することだけを考えてました。フロントタイヤがグリップ的にはちょっとギリギリだったんで。ずっと集中してなければならなかったんですよ…減速したらフロントが冷えて、すぐに転倒してしまう可能性があったから。
ティト(ラバト)に抜かれた時も、ひたすら自分のリズムを刻み続けて転倒しないようにすることだけを考えてました。自分の限界ギリギリのところで…でも、決して超えないようにしてね。とにかく完走して、生涯に残るこの大切な日をファンの皆さんと一緒にお祝いしたかったんですよ。
皆さんのおかげで今日は胸を張ることができました。チームにも感謝しています。僕としてはチームタイトル獲得に尽力できるよう、ポイントを取りたかったんですよ。」

【三冠を果たしたわけだから、とにかくホンダのドリームチームと言える…】
「今年、ホンダは全てのタイトルを取り、完璧なシーズンだったと言えるでしょうね。まぁ、僕よりもマルク(マルケス)が物凄く頑張っていて…僕も出来る限りベストを尽くしていたんで後悔はまったくありませんけどね。
諸々の展開を思えば、本当に大満足の一言です。世界選手権で17年間を過ごし、たくさん勝ってもこれたし、もう本当に幸せでした。」

【ライダーとしては奇妙なレースウィークエンドだったのでは?】
「確かに、いつもの週末とは違いますよね。インタビューの回数なんか、いつもに比べたら本当に多かったし。
いつもはもっと集中して、マシンに乗った時に全力を尽くすことだけを考えていたいと思うんですが、今回はトラックに出るまでにすることが多くて。
でも、ひとたびバイザーを降ろしたら、全力疾走が出来るような集中力が出てきてくれましたけどね。
今日はたいしたことはできなかったけど、それでも何ポイントか取れたし、特にきちんと完走することができました。」

【もし12才の頃に戻れたら、人生で何をしてみようと思う?】
「ホルヘ・ロレンソでいようと思いますよ。まさに、ここに至るまでの僕自身でありたいですね。なに一つ変える気はないです。」


(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)


セパン戦後、ロレンソ選手の飄々コメントに伊メディアが唖然としていたって話は有料閲覧『note』で!!

POSTED COMMENT

  1. ジージ より:

    ホルヘらしいコメント、本当にゆっくり休んで欲しい、お疲れ様でした、ファンとして最後はM1で走って欲しかったのが本音ですが。
    素晴らしい精密な走り、強敵だろうと真っ向勝負のハンマーモードのホルヘ走りは忘れません、たくさんの思い出ホルヘありがとう!

  2. maxtu より:

    17年間お疲れ様でした
    去年終盤から怪我で悩まされたけど走り切れる状態で引退できて良かった

    ロレンソで印象深いのはアッセンの予選で怪我したにも関わらず痛みを押して本戦でポイントを獲得したレースと、DUCATI初勝利

    ここ数年はメディアのプレッシャーが半端無かったはずだから暫くは静かに過ごして充電できるといいね
    今はメディアもロレンソ後任話しで持ちきりだからほっといてくれるよ(笑)
    それにしても引退、後任発表の時期はもっとずらした方がいいね
    もう少し思い出話しに浸ってもいいのに

  3. より:

    開放されたのね。

    200キロオーバーでぶっ飛び、鎖骨折ったのにですよ、
    手術して、すぐに戻って、5位入賞とかしちゃう人なんですよね。

    ロレンソ。

    もう19型で無理しても意味無いし、次期のために回復優先。
    来年、ヨーロッパラウンドからトップ争いに復帰。

    ということに、自分の中では、なっていたんですよ。

    低迷する走りに、ザルコの起用、記事の数々。 薄々は想像しながらも、
    引退の可能性を意識から遠ざけ、ホンダでも復活って。

    ペドロサの引退、クラッチローの怪我、そして本人の怪我。
    これらが、2019RCVを決定づけた。弘法も筆を選んだ。

    転がりながら、頭によぎったって事は、背骨に走る激痛で思考がね。
    やっぱり、レイニーの例もあるし、背骨の痛みは違うらしいから。

    ヤマハ最終年で、結構、「ポカ」が有り、
    モチベーションを求めての旅だったようだが、終わってしまった。
    本人が、かなりアッサリしている感じなのは、性格だけではないだろうと勝手に思う。

    ヤマハ→ドカ→ホンダは、クラッチローも通ってきた道。
    当然、ロレンソなら、その上を行くだろうと。
    実際、ドカ2年目では3勝。

    残念の一言。 もったいない。

    でも、年齢的に普通。と、思う。
    衰えを本人が感じる、というのも無くはないだろうが、それより、
    シーズン通して、極限でのストイックな闘争心の維持。
    その元となる、若さとモチベーション。
    ロッシが変なだけ。

    コーナリング格闘家のマルケスと、コーナリング芸術家のロレンソ。
    また対決が見たかった。

    最高峰無冠のペドロサの引退とは、また違った感じだ。

  4. dontoman より:

    【もし12才の頃に戻れたら、人生で何をしてみようと思う?】
    「ホルヘ・ロレンソでいようと思いますよ。まさに、ここに至るまでの僕自身でありたいですね。なに一つ変える気はないです。」

    いいコメントだなあロレンソ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP