『ザマーニ:ホンダ&エスパルガロの謎、3つの仮説』
★6月23〜25日、ミザノサーキットでモトGPにおける今年初の本格的なプライベートテストが行われている。
★現在、パドック内での大きな話題は2つあり、1つは新型コロナウイルス蔓延によりあらゆることがどう変わったのか、また、どう変わっていくのかと言うこと。
そして、もう1つはポル・エスパルガロのホンダファクトリー移籍について、なぜ、誰が決定したのか?周知の事実であるにも関わらず、なぜいまだ公表されないのか?なぜアレックス・マルケスは1戦もせずに放出されたのか?
★ジョヴァンニ・ザマーニ記者(伊衛星放送『Sky』レポーター)が、以上の点について3つの仮説を立てた。
[ 仮説1はこちら ]
★仮説2[ プーチの独断? ]
《マルケス兄弟のマネージャーであるエミリオ・アルサモーラは同件について一度も発言していないが、スペイン国内では、何も知らされていなかっただろうと…ホンダ側の決定に虚をつかれ、アレックスのためにモトGPでの他の選択肢を探してやることもできないのだろうと思われている。
この仮説を支持する者は、アルベルト・プーチの独断による決定であると信じている。実のところ、プーチとアルサモーラの足並みが揃ったことは、ほとんどないのだ。
ホンダのピットボックス内で、アルサモーラは常に厄介な存在と見なされてきた。ゆえに、マルク・マルケスの4年契約が締結された途端、プーチがアルサモーラに対し、より権限を持っているのは誰なのかと知らしめようとしたのではないか。
まぁ、それが事実だとしたら、気違いじみた賭けであることは確かだが。
理屈からすれば、アレックスをホンダLCRに移すのは妥当であり、むしろ本人のためにも良いことだろう。ただし、強制的なやり方ではなく、きちんとマネージャーと話し合ったうえで実行すべきなのだ。
もしプーチが独断で決定したのならば、かなりのリスクを負うこととなるだろう。
たとえ、ホンダ内の話とは言え、今現在、もっとも権限を持っているのはマルク・マルケスなのだから。彼に歯向かうなど、あまり意味のないことだろう。》
[ 仮説3へ続く ]
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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