MotoGP

VR46『ロッシからアドバイスの電話がよくかかってくる』パブロ・ニエト

『ニエト:ロッシからアドバイスの電話がよくかかってくる』

★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)はアラゴンGP直前に新型コロナウイルスに感染し、自宅隔離となり、今回のテルエルGPも欠場である。

★心の友ウッチョことアレッシオ・サルッチも、同様に自宅隔離中である。

★ロッシ選手は自宅からのリモート交信で、サーキット内で作業を進めるVR46チームにアドバイスを送り続けている。

★パブロ・ニエト氏(VR46チームマネージャー、アンヘル・ニエト次男)のコメント。

「(ロッシは)自宅から、通常より何度も連絡して来てますね。ヴァレンティーノから連絡が来ると、かなり助けになるんですよ。なにしろ、経験豊富だから。ああ言う人が付いていてくれて、うちはラッキーでした。
家で観てると、完全に違って見えるようなんですが…でも、どんなアドバイスでも100%従った方が良いんですよ。とにかく、驚異的な経験の持ち主だから本当に助けになるんです。」

【ロッシ選手の復帰はヴァレンシアGPからになるようで…】
「先週は具合が悪く、けっこう寝て過ごしてたらしいんですよ。でも、今は調子が良くなってきていて…何もやれないもんだから、家に居ても大変そうでね。
それで、こっちに色々とけしかけてくるんですよ。でも、ポジティブことですけどね。」

【電話で、どんなアドバイスを求めたりしてるの?】
「例えば、『どんな状況だと思う?』と訊くと、『明々白々だね』と返ってきて…あらゆることを、ちょっとずつ訊いてます。FPセッションの進み具合とか、タイヤの作戦とか、思いつくことについて訊いてますね。
あらゆることに関し、その時その時の状況をきっちり把握してるんですよねぇ。」

【VR46のモト2チームではマリーニ&ベッツェッキ選手がタイトル争い中ながら、アラゴン決勝戦では両選手とも転倒リタイヤとなってしまったが…】
「あれは、ヴァレンティーノも動揺してましたね。ただ、ああ言う状況を何度も経験してきてるから、『あと100ポイント分のレースが残ってるんだから…まだまだ、けっこうなものでしょ』と言ってくれました。
あと、『そのままプッシュしていかないと』ってね。」


(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

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