VR46『ロッシはコロナ感染で憤慨している』アルベルト・テバルディ

『テバルディ：ロッシはコロナ感染で憤慨している』

★ヴァレンティーノ・ロッシの右腕と称されるアルベルト・テバルディ（通称アルビ、VR46社代表）が、10月末、次のように話した。

［　前編はこちら　］

【今年はヴァレンティーノ・ロッシが活躍できていたかもしれなかった？】
「そう思えるようなアプローチはしていたが、しかし、疑問点もありましたね。チーフメカニック変更と言う…かなり大きな改革を行っていたから。
昨年、技術面においてかなり苦労していたんですよ…リアタイヤのオーバーヒートのせいで実力を発揮できず、自身のレベルさえ掴めなくなってしまって。
（新チーフメカニックの）ダヴィデ・ムニョス加入も疑念ゼロと言うわけではなかったし、ヘレス戦では去年と同じ問題が出てましたからね。ただ、それ以降は変化が見られていたが…。
現在、ヴァレは各レースでコンスタントに速いはずなんですよ。ところが、チーフメカニック変更により、またフィーリングを合わせ、細かい部分を煮詰めていかなければならないわけで。
ただ、本人は満足しているようですけどね。」

【ところが、コロナウイルスに感染してしまい…】
「身体の方は大丈夫です。半分無症状みたいなもんですからね。さぁ、アラゴンに向けて出発だって思っていたら、ちょっと症状が出てきてしまい…。木曜の朝に症状が出て、金曜日は少し悪化したものの、それ以降は大丈夫でした。今は元気にはなってるんですが…かなりムカついてましたね。かなり苦々しく思っているようなんですよ。これまでずっと細心の注意を払ってきたわけだから。」

【感染して動揺していた？】
「誰でも動揺しますからね…ヴァレも同じです。ウイルスは変異してきているようだが、いまだに罹患して苦しんでいる人達はいるのだから。
我々の間でも感染した友人等がいるし、なかには重症患者もいますからね。あと両親や祖父母、親しくしている人達のことも心配ですし。」

【来年はロッシ選手にとって、どんなシーズンになりそう？】
「今年と大差ないでしょう…少なくとも、アプローチと言う意味においては。
マシンのカラーリングは変わるが、それ以外の多くは変わらないでしょうしね。チーフメカニックも、ヤマハのエンジニア陣も…ヤマハとは相変わらずファクトリー契約をしているわけだし。まぁ、一連の諸々はそのままですよ。
あと、本人の意欲も変わらないし。ポルティマオテストの後、（ロッシと）連絡を取ったんですが…『あそこは素晴らしいよ。とにかく面白いね。イケてるから』って言ってました。
来年に向けて、やる気満々のようですよ。あと、健康に問題がないことを祈りつつね。」

［後編に続く］

Parla 'Albi', l'ombra di Rossi: "Vale? E' incazzato, ma già carico per il 2021": "Dopo il test di Portimao mi ha detto: 'la pista è una figata, mi da gusto da matti'. Il prossimo anno cambieranno i colori della moto, ma lui è lo stesso: ha ancora voglia.… https://t.co/ZQ3qRIDpV9 pic.twitter.com/7boFH5VMgp

— gpone.com (@gponedotcom) October 29, 2020

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）

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