『アロ:ナカガミがもっともマルク・マルケスに似ている』
★2021年、ホンダ勢のモトGPライダー・ラインナップは以下のとおり。
ホンダファクトリー[マルク・マルケス、ポル・エスパルガロ]
ホンダLCR[タカアキ・ナカガミ、アレックス・マルケス]
★ホンダLCRのオスカー・アロ氏(スポーツ・ディレクター)が、次のように話した。
【2020年、ホンダのベストリザルトはアレックス・マルケス選手の2位だったが…】
「(アレックスは)ほとんど自分でマシンを改善させてましたね。実に良い仕事をしていましたよ。来年、アレックスとナカガミでチームを始めるのが楽しみでねぇ。
良いシーズンになると思うんですよ。
未経験なのに、ファクトリーマシンのプロジェクトを任されて…アレックスとホンダHRCの努力は」並々ならぬものでした。
(アレックスは)とにかく、一言も不満を言わないんだから。」
【アレックス選手は今年の開幕前に2021年のホンダLRC移籍が決まり…ファクトリー加入自体が七光りだったと揶揄する声もあったが…】
「世界選手権に参戦しているのは誰かの弟だからではなく、世界チャンピオンだからでしょ。しかも、2回も取ってるんだから。参戦して然るべきライダーですよ。
遅くもないし、馬鹿でもない…速いうえに、賢いライダーなのだから。
だから、表に出てきて大いに楽しみ、やるべきことをやれば良いんですよ。」
【ファクトリーから移ってきて、ホンダLCRではどんな風になりそう?】
「うちは、皆で家族のような雰囲気を作るようにしてるんですよ…細かいところに気を配ることで、居心地が良くなるようにね。
もしかしたら、ファクトリーチームの方は少し冷たい感じなのかもしれないし。エンジニアがドイツ人とか日本人ですからねぇ…うちのような家庭的な空気はないのかもしれません。
アレックスはうちに多くをもたらしてくれるでしょう。ビッグライダーだし、ファクトリーを経験したわけなのだし…しかも、来年も100%ファクトリー機に乗る予定ですからね。タカ(ナカガミ)もそうだし。
うちのピットボックス内のレベルも上がり、タカの戦闘力もグッと上がることでしょう。」
【ナカガミ選手はアラゴン2戦目でPPを取りながら、レースでは速攻で転倒してしまい…また、ヴァレンシアではオーバーテイクを挑もうとして転倒して表彰台を逃し…しかし、FP/予選では大きく進歩していたが…】
「私が見る限り、今のところ、マルク・マルケスに似ているライダーと言えば、ナカガミでしょうね。あのブレーキのかけ方もそうだし、マルケスが見せるアグレッシブを感じさせるのはナカガミのようなライダーだけですよ。マシンが乗りやすそうに見えるでしょ…けっこう苦労して乗っていながら、けっこう快適に乗れていてね。
精神的に、来年はビシッと決めることができるって確信しているようですよ。来年は最初から強い走りをするでしょう。注目すべき選手ですよ。」
MOTOGP – Oscar #Haro parla della stagione #MotoGP 2020 di Alex #Marquez e Takaaki #Nakagami. E ringrazia Carmelo #Ezpeleta per aver reso possibile il Mondiale @MotoGP @lcr_team #Corsedimotohttps://t.co/hlcE0wwGsp
— corsedimoto (@corsedimoto) December 2, 2020
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter)
クラッチローvsロレンソ、どちらが優勝なテストライダーか?…って話は、note『ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!
中上さん。
チーム、ホンダから信頼と期待を勝ち取った今シーズン。
来期は速さと強さを兼ね備えたライダーになってください。
とにもかくにも、落ち着いて取り組んでほしい。
>エンジニアがドイツ人とか日本人ですからねぇ…うちのような家庭的な空気はないのかもしれません。
お腹痛い