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ヤマハ『ビニャーレス&クアルタラロは総合3位以内に入れる』リン・ジャービス

『ジャーヴィス:ビニャーレス&クアルタラロは総合3位以内に入れる』

★2月15日、ヤマハファクトリーが2021年のチームプレゼンテーションを行った。

★リン・ジャーヴィス氏(マネージング・ディレクター)が、次のように話した。

「2021年、ヤマハM1機の戦闘力は確実に上がっていきますよ。とりあえず、今年はベストなマテリアルを使える予定なので(※従来のサプライヤーからの製品)、昨年のような技術的な不具合はないでしょう。
また、昨年は不可避の事態により運営についての多くを学び、同じエンジンでかなりのレース数をこなしたので、信頼性に関しては間違いないと思っています。
馬力に関しては凍結されていないエリアに手を入れ、できるだけ改善するよう努めました。あらゆめ側面からマシンを改善することができましたね。」

マーヴェリック・ヴィニャーレスについては?】
「マーヴェリックが実に速いライダーだと言うのは周知の事実だが、今のところ、安定感に欠けてますね。もっと一貫した走りができるような方策を見つけ出さなければ。
すべてがきちんと調整されていたら、なかなかの無双ライダーなのだから、チーム内での作業でどんどん良くなっていくようにしないと。
クアルタラローもそうですが、マーヴェリックは総合3位以内を争えるライダーですから。
この数年間、彼の周辺には常に変化が加えられ、ベストなサポートをしようと努めてきたし、勝つには細かな部分に集中していかなければならないんですよ。
本人がピリピリと批判的になっても当然なことも時にはあるが、しかし、ポジティブなアプローチを心がけていかなければ。」

ファビオ・クアルタラローについては?】
「昨年、ファビオがプレッシャーを感じてしまったとは思っていません。確かに大きな期待がかけられてはいたが、常に速い走りができるようなツールをヤマハが提供していたわけではないですからね。
ですから、ファビオではなく、こちらの責任なんですよ。技術的にもっとしっかりしたものを提供しなければなりませんね。」

【なぜフランコ・モルビデッリが型落ち機なの?】
「昨シーズン後半、モルビデッリは実に好調で、彼のパフォーマンスは誰の目にも驚くべきものでした。
ただ、提供するマシンの選択と言うのは、10月か11月ぐらいに決められるもので、その後、決定を覆すことはできないんです。
最新ファクトリー機ともなれば、スペックA機よりも高額なものになりますからね。とにかく、モルビデッリが乗るマシンも戦闘力の高いものですよ。」

【ヤマハの将来については?】
「先日、ドルナと2026年までの契約更改をしました(※同プレゼンテーション後に公表された)。また、チームの方も同様に『IRTA(チーム協会)』との契約更改をしました。
今のところ、プライベートチームに関しての計画を打ち出しているのはKTMだけで、その他のメーカーはいまだ検討中ですからね。おそらく、4月〜5月頃から交渉が始まると思います。
我々としては、ペトロナスチームの真価を重々承知しており、その能力についても分かっているのですが…とにかく、まだ話し合いは行われていません。」

(参照サイト:『Moto.it』)

リン・ジャーヴィスさんもモトGP重要人物トップ10に入ってるって話は、note『モトGP:権力&資金力ランキング他』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. ミラノマルコ より:

    エンジンに関してはペナルティを受けた事によって、思いもよらない形でエンジンの耐久性や方向性のデータが取れたんでしょうか❓
    サテライトの件。ペトロナスに❓って、ロッシの動向次第でVR46にするかもって事ですかね❓ペトロナスが先手を打って動くかも。スズキに資金が流れるか⁉️

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