MotoGP

ロッシ『自分が2輪レーサーなんだって、また実感できた!』2021 カタールテスト

『ロッシ:自分が2輪レーサーなんだって、また実感できた!』

★3月10日、カタールテスト3日目でヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が13位だった。マシンの感触がかなり向上した模様。

★ロッシ選手のコメント。

【今日は機嫌が良いようで…】
「テスト2日目は、最後、けっこうがっかりしたんですよ。なにも上手く機能しないし、とにかく遅かったし。
約1秒タイムを上げましたからね。特に、乗り心地が良くなり、ペースが上がったんですよ。皆で、かなり頑張ったんで嬉しいですね。」

【どうしてタイムが上がったの?】
「マシンにかなり手を入れたんです。僕自身の調子も上がったし、特にタイヤが上手く機能するようになりましたね。最初のテストの時のより、ちょっとフレッシュな感じで(笑)。
今日はひしひしと、自分が2輪レーサーなんだって実感できますね。良い操縦ができてたし、面白かったし。まぁ、あいにく、全選手、キチガイのように飛ばしまくるもんだから…まだまだ、手を入れていかないと。
でも、良いスタートラインに付けましたよ。」

【新マテリアルが助けになってくれたとか?】
「新カウルを使い…これだとトップスピードが上がりますね。あと、2021年版フレームの作業も続けてました。
一歩前進したってとこかな。マシンは上手く曲がるようになって…去年のマシンだと、その辺が落ちてたから。2019年版フレームのような感触はまだ出てないけど、けっこう近づいてますよ。
あと、自分のライディングスタイルにも手を入れてみたんですよ。コーナー進入でのロスが大きかったから。
結局、こうした諸々のおかげでタイムが上がったのでしょ。長いテスト期間で、新マテリアルを試すとやる気が増すから。」

【ウィルコ・ズィーレンベルグ(チームマネージャー)が、『あまりコンピューター画面ばかり見ない方が良い』とアドバイスしたそうだが…】
「実は、これまでウィルコは僕と一緒に作業をしたことはないのだけど…今は僕のやり方を見てるわけだから、色々とアドバイスを聞いてるんですよ。
それほどコンピューターにへばりついているわけではないんだけど…まぁ、それなりに見てはいますね。去年、ムニョス(チーフメカニック)と組むようになってから、あまりデータを見ないようにして自分のライディングスタイルに集中するようにしてるんですよ。
実のところ、そう言う作業って好きな方で…もともと大好きなんですよねぇ。でも確かに、度が過ぎない程度にしておいた方が良いでしょう。」

【ジャック・ミラーのタイムはどう思う?】
「ドゥカティ機は凄まじいし、ジャックは最強の走りをしているし…チャンピオン候補の一人なんじゃないんですか。」

【開幕戦までに各選手のレベルは大きく変わると思う?】
「可能でしょうね。モトGPクラスでは、日に日に変わっていくものだから。なにかしら見つけてタイムを上げてくる…例えば、タイヤの感触が変わったとかね。
今年のカタール戦はかなり特殊なものになるでしょう。5日間もテストするなんて初めてのことだし、ここで2連戦しますからね。何が起きるか…お楽しみってところでしょ。」

【ロッシ選手はどのぐらいのレベルにいるの?】
「トップレベルにはいないけど、今日はけっこう接近していけました。まだまだ作業は山積みですよ。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

ロッシ選手のVR46チームは、本当にモトGP参戦するのか?って話は、note『VR46はモトGP参戦するのか?グレジーニチームはどうなるのか?』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. THE 毒ター より:

    去年もこんな感じでテスト期間中は尻上がりに良くなったけど、レースでは…って感じだったからまだ安心はできない。
    でも、それでもちょっとだけ…ちょーーっとだけ安心した。

  2. 半世紀 より:

    自分も若き頃はキチガイの様な速さを見せつけていたでしょ(笑)
    ヤマハは効果的なモディファイが進んだ様ですので引き続き継続期待しています。
    doctorはニューパーツの評価とセッティングを楽しみながら若手が乗りこなす今のM1に適合すべく、自身のスタイル変更にも意欲的に取り組んでいるようです。
    この年齢とキャリアであぐらをかく事もなく乗り方の追求を続けられることが彼の魅力です。
    バイク競走好きのゼッケン46❗️最後まで応援しますよ‼️

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