『クアルタラロー:ヤマハ機で自然な操縦をしているわけではない…』
★モトGPの今シーズン前半が終了し、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が総合首位に就いている。なお、総合2位のヨハン・ザルコとは34ポイント差。
★クアルタラロー選手が最近のインタビューで、次のように話した。
「通常、僕はコーナーが速いタイプのライダーなんですが、今はちょっと動物っぽくしてるって言うか…けっこう遅めにブレーキをかけて、今までとは違う操縦をするようにしてるんですよ。
ザクセンリンクのトラックなんかは、もっと速く走れるコーナーがいくつかあったんですが、でも、そう言う風に走ったら機敏に曲がっていけないんじゃないかって考えたんです。
トラックによって、そんな感じなんですよね。だから、完全に自然な走りをしているわけじゃなくって…合わせていかなければならないんですよ。
あるコーナーでは遅いけど、別のコーナーでは速くなるとか…レースの序盤・中盤・終盤で変わってくるとか…例えば、スタートでキレのある動きができるようになるとかね。
レース中にそう言うアプローチをするのは楽ではないけど、でも、こう言う風にした方が強く走れるんだって納得すると、結果に満足できますよね。
今、僕は限界点を掴むことができるし、かなり速く走ることができるって感じてるんです。今のところ、実に順調に進んでいると思ってます。自分自身についてもマシンについても、とにかく、超集中できてるんですよ。かなり上手く行ってますよね。
あいにく、ヘレスとバルセロナでは腕上がりやファスナー全開なんかでトラブってしまったけど、でも、どんな状況下でも速い走りができていたし、ザクセンリンクやル・マンでのウェットなんかで問題を抱えた時だって表彰台争いができるレベルだったんですから。とにかく、大満足ですよ。」
★6月末、チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスが2021年末にヤマハファクトリーを離脱することが公表され、その翌日、ヴィニャーレス父親が「ヤマハ機はクアルタラロー専用機だ」と発言していたため、上記のクアルタラロー選手の発言は密かに反論なのではないかとも取られている。
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
なぜザクセンリンクで、ヤマハはクアルタラローだけが速かったのか?って話は、note『2021ドイツGPまとめ』でどうぞ!
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前半戦の活躍は、ファビオのライディングスキルによるものだと思っていますが、もし本当にヤマハの最新ファクトリー機がファビオ専用機だとしたら、僅か半年足らずでマシンを作り上げたヤマハの技術は素晴らしいということになりますねぇ(冗談)
そもそも他のライダーが乗ったら前にも進めないって言うなら専用機なんだろうけど
一人だけ速く走れるってのは専用機とは違うよな
チューニングと乗り手の考え方の問題でしょうに
ですよね。
MotoGPデビューイヤーにして、ポール6回、ポディウム7回(で、合ってますよね・・・)してるのだから、「ファビオがM1に合わせている」以外の何物でもないでしょう。
スペイン選手権時代も騒がれていたようですが、全くもって恐ろしい才能です。
ビニャはそれ以前から乗っているのですから、父の発言は全く持って頓珍漢と言わざるを得ませんね。まあ、息子可愛いからの愚痴のようなものかと思っています。
ファビオはM1は乗りやすい乗りやすい
ルーキーには合ってるね
ってな論調のコメントやインタビューが出るたびに否定してた気がする
そりゃそうだろうな…
ほぼ去年までのロッシチームのリソースなんですよね セパンテストもなかったし
バイクやコースにも自分の方から合わせて行けるってのは例えればストーナータイプの天才なんでしょうね。
自分のライディングを様々な状況に合わせて細かく変化させられるから連勝できるんでしょうね。最高速が足りないマシンで勝つ為のライディングを生み出している。
自分のライディングが状況に噛み合った時だけ勝てる選手ではタイトルは難しいでしょう。
それにしてもパパの登場はやめてほしいね。マルケス親父も本当に目障り。
何にしてもビニャーレスは多分昔からそこそこ速く走れるせいで、おそらくあまり頭を使っていないように見える
猪みたいにグルグル回ってればいいってもんじゃない