『河内:オーストリア戦でリア・ホールショットデバイスを投入する』
★スズキのモトGP機『GSX-RR』はオーストリア戦よりリア・ホールショットデバイスが搭載される予定であると、ケン・カワウチ氏(テクニカルマネージャー)が明言した。
★ただし、まずはテストライダーのシルヴァン・ギュントーリおよびタクヤ・ツダが試してからで、スズキは常に厳格な検証段階を経てからモトGPに新マテリアルを投入することとなっており、そうすることにより改良部分が他に悪影響を及ぼさずに済むのだ。
★ジョアン・ミール(スズキファクトリー)が数週間前から同デバイスの投入を切望しており、スタート時だけでなく走行中も使用できれば現在より1周0.3〜0.4秒速くなると訴えていた。
★スズキ機は昨年同様、極めてバランスの整ったマシンではあるが加速で苦戦しており、長距離の直線コースではライバル陣に追いつくことができず、また、ハードブレーキングでのオーバーテイクも難しくなっている。
★スズキ機がいまだ予選で苦戦していることを思えば、スズキ両選手はレースで追い上げていくしかなく、無理をすることにより転倒も増えている。
★なお、今年はエンジン開発が凍結されているため、エンジン以外の面でギャップを縮めなければならない。
★ケン・カワウチ氏(テクニカルマネージャー)のコメント。
「7月に長期休暇があったおかげで、状況をじっくり分析することができました。
新たなソリューションの実施が、シーズン後半に効果をもたらしてくれるものと思っています。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ヴィニャーレスがスズキに復帰する可能性はあるのか?って話は、note『マーヴェリック・ヴィニャーレス去就まとめ&モトGPライダー年俸』でどうぞ!
リヤホールショットデバイスが採用されるのはスズキファンとしては待望のニュースだ、いや最も投入を喜んでいるのはワークスライダーの二人だろう。
リヤホールショットデバイス無しでも表彰台に上がっているジョアン.ミルは凄いと思う。
リンスも良い所まで行くんだけど、無理しすぎての転倒が多い。
ニューマテリアルがこの二人の助けとなり、優勝出来ますように!
全メーカーが同様のホールショットデバイスを装備したら装着による優位性なくなるんだから、禁止してもいいんじゃないかと思うのは私だけ??
加速が早くなる→到達速度が高まる→リスクが高まる
市販車に応用する意味もあんまりない技術だし、百害あって一利なしだと思うんだけど。。。
賛否はあると思いますが、ライダーの負担、リスクを考えると全面的に禁止でもいいのかなと思いますねぇ。
ドカティの優位が無くなったら禁止になるかもしれないね
〉スペンサーレプリカさん
各メーカーの優位性がなくなる、というかドゥカ始めヨーロッパメーカーの優位性が失われない限り続くかと思います
危険性や市販車への潰しの効かない技術等々全面的に同意見ですが
スズキもトップに踊り立って、ホンダもドゥカを下すくらいになれば……
スズキの二人、予選でどーなるのか見ものだね~。