『ストーナー力説:電制システム多用を減らせば、モトGPはもっと良くなる』
★2021年エミリア・ロマーニャGP中、ケーシー・ストーナー(2007/2011年モトGP総合優勝)が会見で『モトGP機は電制システムやウィングを多用すべきではない』と主張していた。
★ストーナー元選手が『the race.com』のインタビューで、同件についてさらに次のように話した。
「僕はライダーがスライディングしたり、ミスったり、グリップが出なくて苦労したりしてる姿を見たいんですよ。タイヤ選択が上手くいった選手はレース序盤で良い走りができ、そうじゃない選手は終盤で追い上げたりしてね。
レギュレーション的にはそれほど手を入れなくても、そんな風にしていけるでしょう…多分、オーバーテイクのチャンスだって増えていくと思うし。今は、ブレーキングでしか抜けないから。
技術レギュレーションに、大きな影響を及ぼせたら良いんですけどねぇ。なくしても良いようなものが、いくつかあるんだから…安全面に関係のないようなものでね。F1同様、ただただ開発費用を増やしてるだけでしょ。」
【以前は芝だった箇所をグリーンゾーン(※普通のアスファルトに着色)に変えた件については、どう思う?】
「二輪レースに導入したものの中では、最悪な代物ですよね。
芝生だったら、ライダーが上手くコントロールしなければならなかったけど…今では恐怖心も感じないわけでしょ。トラックのどこでも無制限で走れるわけでね。」
【最近、世界選手権へ参戦するための最低年齢が引き上げられたが(※16才→18才)、どう思う?】
「各選手が他の選手に対し、もう少し配慮するようにすべきだと思いますね。そう言う問題は、若いからと言うだけで起きているのではないでしょ…それなりの年齢で、経験もある選手でも似たようなことをやっているのだから。
多分、ペナルティが軽すぎて、しかも主旨が分かりづらいのではないんですか。」
Stoner contro ali ed elettronica: "diminuendole la MotoGP migliorerebbe": Il pensiero di Casey: "non sono solo i giovani piloti a causare problemi, servono punizioni chiare e severe. Mi piacerebbe voce in capitolo nel regolamento tecnico" https://t.co/PKK4g9D1rp pic.twitter.com/Y9l78lLB71
— gpone.com (@gponedotcom) December 3, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ペトルッチが『どん底からてっぺん目指して頑張って、最後は最下位で終わる(笑)』…って言った話は、『無料note記事』でどうぞ!
電制システムは公道での安全性向上にも繋がると思いますが。ストーナーは以前からの持論ですね。レーシングスピードの向上にはもはや必要なものかと思いますが。なければアクシデントが頻発し、怪我人が沢山出るように思いますが。どうなんでしょうかね、、。
まずはECUを…
MotoGP界の張本勲でよろしくどうぞ
後は羽無くして欲しいです
電制システムが無いとアクシデントが多発って
なぜですか?
確かにコーナー立ち上がりでアクセル全開のままコントロールは電気制御まかせなんて安全以前の問題だよね。
ライダーのスロットルコントロールで制御してこそGPライダーでしょ。
ウィングのよるウィリー制御やホイルスピン抑制もライダーがコントロールしてこそ技量の差がでるはず。
電制もしかり、ウイング効果がライダーに負担を掛けているという意見もありますしねぇ。
何よりウイングのないバイクの方が美しかった。
電制システムが無いとアクシデントが多発ってなぜですか?
これはもちろん持論ですが、
マシンのコントロールを失うからです。
昔のデバイスはモアパワー、縦方向の姿勢制御が主流だったように思います。
今では、パワーの出力とそれに伴う姿勢制御がライダーが操れる領域を超えてしまっているのではないでしょうか。旋回、立上がり、加速において電制システムがないと狙ったラインをトレースできず接触事故が多発するんじゃないかと思います。唯一ブレーキングぐらいじゃないでしょうか、ライダーの違いが見出せるのは。
安全走行するなら、ライダーの操作でなんとかできるとは思いますが、現在のmotoGPマシンをレーシングスピードで走らせるには、もはやライダーのテクニックだけでは制御できないものになっていると。
毎年のようにラップタイムを更新して、コンマ0何秒を競うわけですから、危険を自制して限界を越えずに走るならいざ知らず、ライダーのコントロールの届かない領域を電制システムが補っていると思います。
タイヤの性能もその一因かと。電制システムの発達はタイヤの制御のためではないでしょうか。
現代のmotoGPはコース、マシン、タイヤ、デバイス、レーシング装備が高性能化して発展してきていると思います。レギュレーション内で最先端の技術が搭載されて、世界一の興業が成り立っている中で、安全と最速を両立させるには不可欠の要素ではないかと思います。
例えがいいかわかりませんが、大相撲は好きですが、大相撲とは違うんじゃないかと、、。
余計なことを言ったかもしれませんがご容赦ください。
それぞれの思うことを書いて、読ませて頂いて楽しませてもらってます、、。