『ペトルッチ:生き地獄…転倒したらマシンの下敷きになり…』
★第44回ダカールラリーが2022年1月1〜14日の日程で、サウジアラビア西部のジッダから開始した。
★1月13日、二輪車両部門のステージ11は総走行距離は501km。
(※リザルトはこちら)。
★今年は、元モトGPライダーのダニーロ・ペトルッチが『TECH 3 KTM FACTORY RACING』より初参戦しているが、ステージ2でDNF(※未完走)となったため『DAKAR EXPERIENCE』レギュレーションが適用され、各ステージ順位は得られるが、総合順位からは外されている。
★ペトルッチ選手はステージ11を16位でゴールした(+23’14″)。本人も苦手だと認めている砂丘ゾーンで健闘していたが、終盤、転倒して多数に抜かれてしまった。なお、深刻なケガはなし。
★ペトルッチ選手がビバーク(宿営地)に到着した際、次のように話した。
「今日は本当に難しいステージでしたね。4km地点では大勢が迷子になり、砂埃が酷くて正しいルートに戻るのに手こずってしまって…。もうね、生き地獄って感じでしたよ!
その後、自分のペースを掴んだものの、砂丘のせいで本当に大変で…150km地点では砂嵐に遭遇してしまってねぇ。
給油後、状況は好転していったんだけど、その後、問題が発生してしまい…ラスト50kmってとこでロードブックが破れ、ラスト30kmでは干上がった川の中で転倒してしまったんですよ。
砂の下に木の幹が埋もれていて、オートバイごと吹っ飛んで行ったと思ったら、そのオートバイの下敷きになってしまって…。物凄く強打したんで、てっきり鎖骨が折れたと思ったんですけどねぇ。さいわい、再スタートが切れました。
ただ、問題は肩があまり動かなくなってしまって…ただ、骨折は全然ないんですよ。とにかく、けっこうしんどいです。」
※ロードブックにはスタート地点からの距離や川や道などの目標物、危険箇所、方位などが記されている。
Petrucci: “Oggi è stato un inferno, sono caduto e la moto mi è finita sopra”: PETRUX RACCONTA: DIARIO DALLA DAKAR – “Prima la tempesta di sabbia, poi si è rotto il roadbook, in seguito sono finito a terra. Pensavo di aver rotto la clavicola, sono molto… https://t.co/dHf9k9cqqN pic.twitter.com/QVIlkBuos4
— gpone.com (@gponedotcom) January 13, 2022
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ペトルッチが『どん底からてっぺん目指して頑張って、最後は最下位で終わる(笑)』…って言った話は、『無料note記事』でどうぞ!