MotoGP

佐々木歩夢、ロングラップペナルティ2回実行後に優勝:2022オーストリアGP

『佐々木歩夢、ロングラップペナルティ2回実行後に優勝』

★8月21日(日)、オーストリアGPのモト3決勝戦でアユム・ササキ(Sterilgarda Husqvarna Max)が優勝した。

★なお、同レースではタツキ・スズキ(Leopard Racing)が2位となり、表彰台に日本人選手2名が上がった。

★ササキ選手はグリッド2位からスタートし、序盤ラップでロングラップペナルティを2回実行したものの、みごとな追い上げにより第13ラップから首位を固持した。
なお、同ペナルティはブリティッシュGP中のミスにより科せられたものである。

★ササキ選手は、現在、モト3総合順位で4位に就いている(※首位とポイント55差)。

★8月23日(火)、伊サイト『Moto.it』のライブ対談でササキ選手について、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)とジュリオ・ベルナルデッレ氏(エンジニア。モトGP業界ではホンダ&アプリリアで働いていた)が次のように話した。

ザマーニ
「ササキは『絶対に勝てる』と言う気持ちで、スタートしてましたよ。むしろ、チームの方にはやや懸念があったようでね。ただ、ササキのペースは実に良かったんですよ。
モト3と言うのは、予選での後追いが甚だしいと問題視されていて…最近は少なくなったようですけどね。
ただ、今回のササキのケースが、『モト3では、あれぐらい物凄い追い上げが可能なのだ』と言う良い前例になってくれたらと思いますね…
『たとえグリッド順位が上位じゃなくても…途中で後方に下がってしまっても、優勝のチャンスがあるのだ』と言うようなね。」

ベルナルデッレ
「ササキは日本人ライダーの中で、もっとも強い選手ですからね。とにかく、才能のある選手だと思いますよ。」

ザマーニ
「アイ・オグラも強いじゃないですか。」

ベルナルデッレ
「そうですが…私は、ササキの方が才能があると思いますね。まぁ、これまでは、(小椋に比べて)それが表に出てきてはいないでしょうけどね。」

★なお、オグラ選手は同GPのモト2クラスで優勝した。
また、現在、総合首位に就いており(※総合2位と1ポイント差)、2023年のモトGP昇格が取り沙汰されている。

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter

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POSTED COMMENT

  1. としあき より:

    佐々木はHONDA出世コース外れてからの活躍がすごいよね
    もちろん多数の若手が出てくるんだからふつう何年も様子を見るなんてできないけど
    アレイシと合わせて何が起こるかわかんないね

  2. 111 より:

    チームがゴチャゴチャしてて来季が心配・・・
    小椋君の後釜とかでmoto2とか駄目かなぁ
    もっと言えばmoto2で小椋、佐々木、鈴木の争いとかも見てみたかったけど。

  3. マックスサンキュー より:

    2022オーストリアgpは日本人にとって永久保存版になったね。
    佐々木は来季もマックスチームで走るみたいだし、チャンピオン獲ってmoto2昇格の流れ期待大!!

  4. maxtu より:

    本当に素晴らしいライディングでした
    日本人で圧倒的な強さをみせてくれたのって随分久しくなかったので尚更

    ノリック、ノビー、芳賀、原田、大治郎らと同じように、こういう走りは国籍関係なく海外ファンも支持してくれますね

  5. Formula750 より:

    moto2の勝てるティームからのオファーが無いとmoto3に残留とか。
    来季はどうなるのか楽しみですね。

  6. すぱおー より:

    ビアッジと契約を更新したらしいですがチームのゴタゴタ的にどうなるか…
    しかしKTMはアップデート更新が卑怯すぎるし庇ったFIMがクソすぎます

  7. LN より:

    あれ?中上選手は・・・

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