『バスティアニーニ:ミザノ決勝戦と同じように攻めてみた!』
★9月18日(日)、アラゴンGPの決勝戦でエネア・バスティアニーニ(ドゥカティグレジーニ)が優勝した。
★最終ラップの第7コーナーで、先行するフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)にかけたオーバーテイクが成功した。
★15日(木)にバスティアニーニ選手は、「チャンスがあるなら、ミザノの時のように挑んでいく…まぁ、ミザノでは上手くいかなかったけど」と話していた。
なお、ミザノ決勝戦後、ドゥカティ側が「タイトル争いをしている(バニャイア)選手に、同胞がアグレッシブな攻撃をすべきではない」と批判コメントを出したため、議論の的となっていた。
★総合順位は以下のとおり。
首位クアルタラロー(211ポイント)、2位バニャイア(201ポイント)、3位アレイシ・エスパルガロ(194ポイント)、4位バスティアニーニ(163ポイント)
★バスティアニーニ選手のコメント。
【ミザノ決勝戦では2位になっていたが…】
「(決勝戦後)僕はずっと本当のことを言っていて…あの時、僕は本当に挑んでいったんですよ。でも、その後、『いや、真剣に挑んではいなかった』なんて言う人達もいたんですよねぇ。
ミザノの時は僕が第4コーナーでミスってしまったんですよ。でも、今回の最終ラップはミスしなかったんで、優勝することができたんです。」
【最終ラップはどんな感じだったの?】
「攻めていけるってことは分かってたんですよ…僕の方がプラスアルファの力が出てたんで。第2セクターで、かなり速い走りができてたから。
それで、第5コーナー立ち上がりは喰い付いたままで走り、第6コーナーを上手く乗り切って、第7コーナーのハードブレーキングが決定打になったんです。
もちろん、危ないことはしてないですよ。クリーンなオーバーテイクだったし、上手く決まってたから。」
【残り5戦だが…タイトル獲得も夢じゃない?】
「かなり小さな希望ですよね…まぁ、総合3位なら夢じゃないでしょう。でも、今は1戦ごとに集中していきたいです…開幕戦から今まで、ずっとそうしてきてるんで。
チームと一緒に良い仕事ができていて、戦闘力は常に高いんで。そこが重要でしょ。
あとは終盤、どうなっていくか…ですよね。」
【後悔の念もある?】
「ないです。僕はずっと全力で頑張ってきたんで。確かに、いくつかミスはしてしまったけど、でも、まだモトGP2年目ですからねぇ。普通でしょ。」
【今季4勝目だが、今日のは何番目ぐらい?】
「最後の方ですかねぇ。面白かったけど、でも、オースティンやル・マンの方が、もっと『手に汗握る!』って感じだったから…あと、カタールもそうですね。」
【最終ラップのオーバーテイクと、第9ラップでミスして追い上げていった時ではどちらの方が難しかった?】
「オーバーテイクの方が難しかったけど、でも、ミスをしないようにしつつ追い上げていくのも大変でした。
ただ、ちょっとだけ僕の方にプラスアルファの力があったんですよ…何回か練習してみて、限界点を探ってるうちにミスしちゃって。でも、上手くいくようになってからは喰い付いたまま走れてたんで、最後に攻めてみました。」
(参照サイト:『Moto.it』)
タイトル争いをしている仲間を攻めてはいけないのか?共倒れを防ぐための対策は?って話は、note『2022 サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPまとめ』でどうぞ!
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バスティアニーニ自身もまだチャンピオン争いしてるので、勝ちを狙うのは当然だと思う。
最高に面白いマッチレースを見せてもらいました。ミスして再度追い上げてからのオーバーテイクですもんね。今年もまだチャンスはありますが、来年が凄く楽しみです。
どうせならプライベーターでのチャンピオン見たくなってきました
次戦はいよいよもてぎ、3年前の日本GPとはメンツがだいぶ入れ替わっててバスティアニーニもその一人だけど見たいし応援したくなる熱い走りっぷり、グレシーニの今のカラーリング好きなんだけど来年は見れないのは嬉しいような残念なようなw
待ち侘びた茂木へ行くぞ~!!
プラスアルファの力はバスティアニーニにあったわけだわね
ペッコはリスクを嫌ってバトルを避けたけど
リスク追わなきゃ追走できなかったと言ってるのと同じなわけで
陰ながらファビオのサポートをありがとう✨
久しぶりに、往年の強いライダーたちが見せていた
「ラストラップまで後ろについて最後の最後にぶち抜いて先にゴールライン割る」
戦術を見せてもらった。