MotoGP

『マルケスはロッシと同様…スポーツ選手としてはク○野郎だ』メランドリ

『メランドリ:マルケスはロッシと同様…スポーツ選手としてはク○野郎だ』

★10月16日(日)、オーストラリアGP決勝アレックス・リンス(スズキファクトリー)が優勝した。スズキは今年末にモトGP撤退が決まっているため、大きな感動を呼んだ。

★また、同レースではマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が2位だった。今シーズン初表彰台である。
マルケス選手は今シーズン8戦目まで参戦していたものの、6月に右腕の4回目手術を受け、9月にレース復帰した。

★同レースではフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が3位を獲得した。今シーズン初めて総合首位に立った。
なお、これまで首位を固持していたファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)は転倒リタイアとなり、総合2位(14ポイント差)に落ちた。

★先日、マルコ・メランドリ(2002年250cc総合優勝)がインタビューで次のように話した。

【この間のオーストラリア決勝戦について、どう思う?】
「マルケスもリンスもタイトル争いに加わってないから、失うものは何もなかったわけでね。
バニャイアはクアルタラローがリタイアしたのを知って、『3位になれば、それなりのポイント差で総合首位に立てる』と思ったんじゃないんですか…。
ドゥカティ機ってのはエンジンは物凄いけど、フィリップアイランドの場合、最終コーナー立ち上がりをいかに強く走るかが鍵になるんですよ。ところが、ドゥカティ機はスタートダッシュのトラクションがいまいちだったから、フィニッシュラインでエンジンをフル活用できないんですよね。
つまり、バニャイアは可能な限り、最善を尽くしていたと思いますよ。」

【クアルタラロー選手はシーズン後半が不調気味で…確かに、ヤマハ機には技術的な問題があるが……】
「優勝を狙えるようなペースを出すことも可能だったと思うんですよ…ただ、焦りすぎてしまったんじゃないんですか。フィリップアイランドと言うのは、序盤ラップで差をつけて勝つなんてことはできないんだから。
リンスが良い例でしょ…焦らず急がず首位に立ち、結局、優勝してたじゃないですか。
クアルタラローの問題点は、集団の中に入ってしまうと上手く走行ラインに乗れず、速い走りができなくなることなんですよ…。
あと、凡ミスもやっちゃってたでしょ…あれは高くつきましたよね。ただ、強い走りはしてましたよ。」

【ホンダ機は問題を抱えているはずなのに、まだ身体が万全ではないマルケス選手が上手く乗りこなし…】
「マルケスはヴァレンティーノ・ロッシ全盛時代にピリオドを打ち、新たな時代を作り上げたじゃないですか。
多くの面において、マルケスはヴァレンティーノに似てるんですよね。
スポーツ的な話をするならば、ク○野郎ですよ…トラック上では、ヴァレがやってきたことの全てをやってるじゃないですか。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

マルケスの問題点はマシンなのか、身体なのか?って話は、note『2022 タイGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. マッター より:

    えーっ!全然違うと思うけど、そうなの?ロッシって、速さもだけど精神攻撃とか政治力とかが凄くなかった?マルケスには効かなかったけど。

  2. とくにありません より:

    「ソ」なのか?「ズ」なのか?

  3. ミラノマルコ より:

    「マ」だなw

  4. 70 より:

    あぁ、マシンをぶつけたり、その反動を利用してコースをショートカットしたりとかかな?!笑
    ある意味それが出来るスキルもチャンピオンの資質なのかもしれませんね。

  5. 今宵は此処でカタルーニャ より:

    当時はロッシ、
    新たにマルケスがトラック上にいる限り
    タイトルはおろか、勝つこともできねーよっていう感じちゃうかな。
    知らんけど。

  6. かるめん より:

    「リ」だな

  7. ストロングゼロ美 より:

    ビアッジやセテとやりあってた悪ガキ時代知らない人もいるかあ…
    セテにゲームみたいにインから当てて弾き抜いて勝って「これもレースだ」とほざいたり
    自伝書で日本人怒らないから万引きしたらどうだろう?とやっちやったりetc

  8. うに より:

    何が何でも勝つという意思が強いという意味では似るんでしょう。
    確信犯か天然かの違いはあると思いますが。

    ロッシは確信犯。マリーシア。少し前に話に出てたセナもこちら。

    マルケスはどちらかといえば天然。

  9. ns より:

    いやー、ロッシは「我儘一人っ子」タイプで、マルケスは「何が悪いかわからないサイコパス」タイプでしょ
    非難を受けると、ロッシはブーたれた顔でハイハイ言いながら聞かない、マルケスはしれっと「え…?なにがいけないの…?」という態度からの「ぼくが悪いんです(涙)」だからなぁ

    まあ、スピードのアーティストという連中なので、別に人生訓を説いてもらいたいわけじゃないから、ファンからしたらそんな性格で全然OKですけどね

  10. ロッシふみ より:

    二人はめちゃくちゃ共通点があると思う。 手段は同じではないが、ロッシとマルクはレースに勝つために150%の力を使う。ドゥーハンにも同じものがあったかと。プラスの50%については、マルクに関して言えば、最近の後追。モトGPのチャンピオンを6回も取っているレジェンドライダーが若手の後追いをする。マルクは自分のプライドを、「どのような手段を使っても結果を出す」というところに持っていき、あのマルクが後追い? という批評はまったく気にしない。

    ロッシは、レース外での対応も含め、相手を追い詰めていく。 但し、ロッシは冷静にそれをしているというより、果てしない情熱でそれを行なっていたと思う。42歳まで現役を続けたのと同じもの。2015年のセパン、ロッシはマルクを無視できなかった。相手にしなければ展開はちがったが、150%の力で走り続けていたロッシには無視する余力がなかった。 マルクから見れば、自分の邪魔をする人間を、感情を隠しながら追い詰めていく。 その点ではマルクの方が少し冷徹かもしれない。 イタリアとスペインの国民性もあるが、両者とも偉大なライダーであり、そして偉大になるためには、まあ綺麗ごとばかりではだめなんだよね。きっと。

  11. トン より:

    勝つためなら手段選ばずってことかな?この世界には、際立つ強い選手は必要だと思う。

  12. まんちゃん より:

    メランドリさん
    あなたもチームメイトがチャンピオン争いしてるときにシレっと抜いて、チャンピオンは自分で勝ち取るもんだと言ってませんでした?

  13. しゃぶ太郎 より:

    全盛期のマルク&ロッシのダーティさは言うに及ばず、ちょっと走路妨害されようものなら手が出る足が出るストーナー、記者会見やSNSでクドクド小言が止まらないロレンソ。
    このような歴代王者の中にあって、故ニッキー・ヘイデンの穏やかな気質はむしろ異色の存在でしたね。ペドロサミサイルにはさすがにキレましたが(笑)

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