『ダッリーニャ:他メーカーとは勝負の仕方が違う…よその技術を阻止したことは一度もない』
★2022年はドゥカティ圧勝の年であり、2023年はドゥカティファクトリーの両選手(バニャイア&バスティアニーニ)がモトGPタイトルを争うだろうと予想されている。
★ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)が、2022年12月中旬のインタビューで次のように話した。
【今年はモトGPとSBKでタイトルを獲得し…】
「ここまで来るのに多くの作業と努力を積み重ねてきたが、たどり着いた際の満足感は信じられないようなものでしたね(笑)。」
【いつ頃、『今年は勝てる!』と思ったの?】
「とにかく、今年は素晴らしい1年で…ただ、勝てると思ったのは、実際に勝てた時だけですね。
二輪レースと言うのは常に予測不可能なもので、何が起きるか分からないから…技術トラブルなど何でも有りでしょ。凡ミスによるスリップ転倒で、すべてが終わることもあるのだから。
あと、ウィング破損とかね。実際、ヴァレンシア最終戦でバニャイアに起きてたじゃないですか。
最後の最後まで安心できないし…本当に、最後の最後まで苦労しましたよ。」
【バニャイア選手はシーズン終盤、クアルタラロー選手との91ポイント差を縮めていき…あれは大記録なのでは?】
「とにかく、信じていようが信じていなかろうが、苦労は常にあるわけでね。ただ、信じていれば、解決策を見つけられ…信じていなければ、スタート前から負けてしまうんですよ。」
【モトGPのデスモセディチ機とSBKのパニガーレ機では、どちらに愛着があるの?】
「それは父親に、『どの子供が一番すきなのか?』と聞くようなもので…答えようがないでしょうね。どちらも素晴らしいマシンであり、どちらも大満足ですよ。」
【今年、もっとも感動したことは?】
「今年の結果を出すまでの、舞台裏での努力や苦労を振り返ると感動しますね。ドゥカティ内の全員が、凄まじいガッツを見せてくれてたんでね。」
【モトGPのライバルメーカーから、『(ドゥカティ発案の)○○を禁止しろ』と言われることに慣れてしまっているようだが…】
「それも彼らにとっては勝負の一環なのでしょ。
私が他のメーカー陣の背中を追いかけていた際は、もう少し違う考え方で対応していましたけどね…誰かにペナルティを科すとか、なにかの技術を阻止する等と言うことを要請したことは一度もないんで。
そう言う面においては、明らかに我々は異なっているわけですよ。」
[ 後半に続く ]
Hey, wait for it! 👀😵💫 😂 #MondayMotivation with all the people behind our 2022 successes in both @motogp and @worldsbk! GRAZIE to all the men and women working at @ducaticorse! 🫶🏼 Siam CAMPIONI DEL MONDO! 🇮🇹🏆#ForzaDucati pic.twitter.com/LKQtzs4g6u
— Ducati Corse (@ducaticorse) November 21, 2022
(参照サイト:『Gpone』)
ロッシ娘ジュリエッタちゃんも、愛称は『ジジ』って話は、note『ロッシ引退後の近況、ライバル陣の爆弾投下も…』でどうぞ!
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自分たちが有利なようにECUの制限を加えたくせにタイトルとったのはSUZUKIの後だからな~
費用対効果では大失敗だよね?
ジジ本人の言葉としては、納得。
ただ、ドカティというメーカーとしての言葉ならどの口が物を言うのかという話。カルロが言うように日本メーカーに感謝の一言はあってもいいと思うねどね。
まぁもう10年前くらいの話を蒸し返してもしょうがないけど。なんにせよ、チャンピオンおめでとう。