MotoGP

スズキの河内健がホンダ加入:プーチ『戦闘力が戻るだろう…だが、彼1人で全てはできない』

『スズキの河内健がホンダ加入、プーチ:戦闘力が戻るだろう…だが、彼1人で全てはできない』

★2022年シーズンのモトGPクラスでホンダは大苦戦し、レース優勝は1度もなく、各部門の総合順位も以下のようなものだった。

ライダー部門:13位マルク・マルケス、16位ポル・エスパルガロ、17位アレックス・マルケス、18位タカアキ・ナカガミ
コンストラクター部門:6位(最下位)
チーム部門:9位レプソル・ホンダ、10位LCRホンダ

★ホンダは2023年シーズンに向け、チーム内の体制改革を行い、2022年末にモトGPから撤退したスズキからケン・カワウチ氏(河内健、エンジニア)を雇用した。

★ホンダのアルベルト・プーチ氏(チームマネージャー)が、1月20日付けの『Motorsport.com』記事で次のように話した。

【2023年に向けての体制改革について、詳しく話してもらえる?】
「テストチームから手を入れていったのですが…(新たにチーフメカニックとなる)ラモン・オーリンの経験が鍵になってくれるでしょうね。
以前はクラウス・ノーレスが担当していたのですが、今年から彼はナカガミのチーフメカニックに就き、(2022年にナカガミ担当だった)ジャコモ・グィドッティがファクトリーチームに戻ることになりました。以前、ダニ・ペドロサに付いていたことがあるんですよ。
マルク・マルケスの周囲は異動なしですね。
また、スズキ撤退に便乗させてもらい、ホンダHRCはエンジニアのケン・カワウチ(河内健)をテクニカルマネージャーとして引き入れました…ケンは、タケオ・ヨコヤマ(横山健男)の後任となります。
タケオの方は日本の方でやっている若手エンジニア育成を担当します…技術面や気持ちの面において、いざと言う時にヨーロッパで即戦力になるようにね。
タケオはホンダにとって重要なメンバーであり、この新たな任務はレース業界における当社の未来を左右するものとなるでしょう。」

コクブサン(国分信一)は引き続きテクニカルディレクターを担い、一方、
【中期的に見て、カワウチ氏の加入はどのような影響をもたらしそう?】
「新規に雇用した際、期限を設けるようなことはしないでしょ。複数の状況を検討してのことですからね。
まず第一に、日本の方でホンダのエンジニアグループの指導をする人間を必要としていたのですよ。これらのエンジニア陣は実力はあるものの、経験が浅いものですから。
それでタケオが選ばれたと言うことです。当然、(テクニカルディレクターは)交代となり…その結果、ケンに白羽の矢が立ったわけです。
ただ、マシンの問題全てを1人で解決してくれるとは思ってませんよ。」

【日本メーカーが、別の日本メーカーのエンジニアを雇用するのは珍しいのでは…】
「スズキがモトGPから撤退したことで、ケンもホンダと契約する気になったのかもしれませんね。
私が知っている限りでは、レース好きだそうじゃないですか。もしスズキが参戦を続けていたら、おそらく、こう言うことにはならなかったのでしょう。」

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)

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POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    現状を打破するには良いことだと思うけど、川内氏がやり易い環境をHONDAが用意できるかに注目かな

    しかし、プーチはHONDA社内の人事まで詳しいんやね
    チームマネージャーの権限を超えてそうだけど?
    ここまで深く関わってると簡単に切れないだろうな

  2. ろすマンず より:

    平たく読んでも嘘くさい内容ですね。
    どこから人を連れてきても、ホンダ自身が変わらないと今年も勝てる訳ないでしょ。
    ナメてますねレースを。

  3. kai より:

    河内さんは本社に戻ったと思ってたので、解雇されてたのはおどろきました。スズキはもう走らせないのかも知れませんね。

  4. ロドマン より:

    解雇というか河内さんがスズキに見切りをつけたんじゃないかな。悲しいなぁスズキは。本当にレース自体終わりなんだね、今後の車体作りも終わりやね

  5. すぱおー より:

    佐原氏も船舶などの方に行かれるというのでレース続けたい人は抜けてるでしょうね。

  6. チャオ より:

    本来なら河内さんも佐原さんもヤマハが受け皿になるべき
    だったんじゃないのかなぁ何だかこの辺の動きがヤマハは
    鈍いというか・・・

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