『マルケス:ドゥカティ機になったから兄マルクより強くなったとは思っていない』
★1月21日、グレジーニレーシングが で2023年モトGPファクトリーチーム&マシンのプレゼンテーションを行った。
★選手はファビオ・ディ・ジャンナントニオとアレックス・マルケス。マシンは両選手ともドゥカティ機2022年版を使用する。
★ちなみに、当初、同チームはファウスト・グレジーニ氏が率いていたが、2021年2月に新型コロナにより急逝したため、急遽、ナディア・パドヴァーニ未亡人が引き継いだ。
★アレックス・マルケス(26才)は2020年にホンダファクトリーからモトGP昇格し、2021〜2022年はホンダLCRからモトGP参戦していた。
2022年に大活躍したエネア・バスティアニーニがドゥカティファクトリー昇格となったため、その後任としてアレックス選手は同チームに加入した。
なお、モト3時代からの個人スポンサー『Estrella Galicia 0,0』は継続していく。
★アレックス選手が同プレゼンテーションで、次のように話した。
【ホンダからドゥカティのプライベーター移籍となり…】
「ホンダとは特に問題なく決別し…大きなチャンスを与えてもらったし、ヴァレンシア最終戦できちんと挨拶して別れてきました。
昨シーズンは大変だったけど、今は前に目を向けていこうと思ってます。」
【兄マルク選手とは別メーカーになったわけだが…】
「(ホンダ内で)別々のチームだったけど、常に一緒にトレーニングや準備をしていました。
2人ともプロレーサーなので、一緒にトレーニングしてもレース関連の情報は別物だと認識してます。兄弟として一緒にトレーニングはするけれど、でも、一歩外に出れば、お互いプロですから。
ドゥカティ機に乗るようになったからと言って、兄より強くなったとは感じていません。
昨年はドゥカティのファクトリーチームが大活躍したのに対し、ホンダは問題を抱えていたけれど、でも、だからと言って、兄よりも上の立場にいるとは思ってません。
兄は参戦選手の中でも一、二を争う強豪ライダーだから挽回していけるだろうし、とにかく、皆、総合順位でのポイントもゼロからのスタートですから…。」
【ドゥカティ機については?】
「当然のことながら、シートポジションを最適にするためエルゴノミクスを完璧に調整しなければなりません。
ただ、(11月ヴァレンシアでの)最初のテストの時、エンジンが扱いやすく、良い出力だなと感じました。
自分のライディングスタイルにも少し手を入れる必要があるけど、でも、普通のことだし、他のドゥカティ選手と比較しながら学習していこうと思ってます。冬季テストを利用して学習し、ポルティマオ開幕戦までに仕上げていきたいと思ってます。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『La Gazzetta dello Sport』)
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