『ヴィニャーレス:僕は忍耐強いタイプではないけど、辛抱して頑張る』
★マーヴェリック・ヴィニャーレス(28才)は2015年にスズキファクトリーからモトGP昇格し、翌年は表彰台4回(優勝1回、3位3回)を獲得した。
2017年にヤマハファクトリーに移籍し、チャンピオン候補と目されるものの総合3位までしか獲得できず、2021年シーズン中盤にマシン不調のストレスから故意に危険操縦をして契約解除となる。
同シーズン終盤よりアプリリアファクトリーから参戦する。2022年もアプリリアからフル参戦し、表彰台3回(2位2回、3位2回)獲得した。
★『マルク・マルケスの宿敵』や『第二のホルヘ・ロレンソ』と評されることもあったが、メンタル面が弱点と言われており、いまだ実力を発揮しきれずにいる。
★ヴィニャーレス選手が『Motorbike Magazine』の2022年12月末の記事で、次のように話した。
【ヤマハ時代は期待されていたような結果を出すことができず…】
「当然、がっかりしていたし、失望もしてました。やはり、レースに出たいって言う意欲も持てなくて…
(ヤマハに)入れて、上位争いやタイトル争いができるだろうって思っているのに、10〜12位になっていたらねぇ…やる気もなくなっていくじゃないですか。
そう言う日々が続くと、頻繁に自分に問いかけるようになってしまって…『自分は何が好きなんだろう?』って。
僕が好きなのは二輪レースに出ることでだし、モトGPのことも大好きなんです。そして、他の何にも増して、勝つことが好きなんですよ。
だからこそ、続けていくことにしたんです。アプリリアで続けて、夢を実現するために戦っていくことにしたんです…世界チャンピオンになるって言う夢をね。
モトGPのこととかパドックのことなんかより、とにかく、勝ちたいって言う気持ちのおかげでやる気が出てくるんですよ。
そう言う気持ちは、まだあると思ってるんで…そう言うのは、生まれ持ってくるものでしょ。」
【2022年シーズン中盤から、アプリリア機へのフィーリングを高まっていき…】
「うちが活躍できる日が来ますよ…今、作業を進めて積み上げていってる最中なんで。
辛抱していかないとね。僕はもともと忍耐強いタイプではないんで…頑張って、そう言う面を身につけていかないと。
うちが大活躍できる日はいずれ来るでしょう…レースで優勝していける日がね。でも、とにかく、努力しないと。」
【あと、何が足りないの?】
「いまだ苦戦してるんですよ…まだ70〜75%程度の力しか出すことができなくって。マシンの実力を最大限に引き出すと言うことが、もの凄く難しい時があるんです。
その辺を改善していかないとね。2023年は、その辺を重点的に改善していきますよ。
実力を最大限に引き出すことができれば、アプリリア機と言うのは物凄いポテンシャルを持っているように感じるんです。
だから、その辺が目標になるでしょう。レースウィークエンドで毎回、上手く機能させられるようにすることですね。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
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