『ミラー:目標は3メーカー機での優勝達成!』
★1月26日、KTMファクトリーが2023年モトGPチーム&マシンのプレゼンテーションを行った。
★ジャック・ミラー(28才)は2023年より、同チームからモトGP参戦する。
2015年にホンダプライベートチームよりモト3からモトGPに飛び級昇格し、2016年に同クラスでの初優勝を果たした。
2018年にドゥカティプラマックに移籍し、2019年には表彰台を5回(すべて3位)、2020年には4回(2位3回、3位1回)獲得する。
2021年からドゥカティファクトリーに昇格し、2年間で表彰台11回(優勝3回、2位2回、3位7回)を獲得した。
★ミラー選手が同プレゼンテーションで次のように話した。
【これまでホンダとドゥカティでモトGP優勝しており、KTM機でも優勝すれば3メーカーでの偉業を果たすわけだが…】
「当然、それが目標ですね。挑めるってだけでも凄いことで…まぁ、どうなるもんか…モトGPクラスってのは洒落で参加はできないんだから、至難の業でしょ。」
(※なお、3メーカー機での優勝獲得はマーヴェリック・ヴィニャーレスも目標としている。)
【KTM機はモト3時代に使用していたが…】
「あの当時とボス陣の顔ぶれは一緒だし、フランチェスコ・グイドッティとも再会できたし(※ドゥカティプラマック時代のチームマネージャー)。
あと、ピッピ(※クリスティアン・ププーリン。ドゥカティ時代のチーフメカニック)を連れてきてるんで、完全に新しい環境って感じではないですね。
本社の方に行ってみたら、大きくはなってたけど。」
【KTMはドゥカティと、けっこう違うの?】
「けっこうオープンマインドって感じですね。今のプロジェクトへの信頼感がかなり高いし、ここの一員になれて幸せですよ。」
【マシンについては?】
「KTM機には長所短所があるから、ドゥカティ出身の人材は有用でしょうね。似たような問題が起きても、楽に解決策を見つけていけるから。
マシンのポテンシャルはたいしたもんですよ。」
【KTM機に上手く合わせていけるかどうか心配してる?】
「楽なことではないんでね…特に、いまやモトGP選手は全員高速だから。
ヴィニャーレスなんかはアプリリアに移った時、(マシンに慣れるのに)時間がかかってたようだけど、今後、どんどん良くなっていくと思うんですよ。
パーフェクトワールドなら、『ポルティマオ開幕戦までに仕上がってますよ』って言えるんでしょうけどねぇ。
重要なテストが2回控えてるから、KTM機には何が必要なのか探っていかないと。(マシンに合わせていけるかどうかは)シーズン前半が鍵になるでしょうね。」
【昨年11月のヴァレンシアテストで乗った時の第一印象は?】
「レース直後のテストって言うのは特殊なんですよ…ラバーが乗っていて、トラックコンディションが完璧になってるから。まぁ、セパンテストでどうなるか…ですよね。
ヴァレンシアではけっこう最初から乗りやすくって、良い手応えでしたけどね。
KTMでは冬季オフシーズン中にけっこう作業を進めてたはずだし、僕が出した指示にも応えてくれてるんで。」
【スプリントレースについては、どう思う?】
「ダートトラックやモトクロスあがりの身としては、短距離レースっての言うのは助けになってくれるかもね。
しかも、こっちは常にレース前半の方が好調なんで、まぁ、良いんじゃないんですか。
ファンにとっても面白いものになりそうだし、僕ら選手も楽しめそうでしょ。大きな変化になるだろうから、こう言う時期に居合わせることができて良かったですよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Site)
スプリントレースまとめについては、note『スプリントレース賛否両論、批判続出!!』でどうぞ!
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クソマシンって言ってたホンダでも、レインだったけど勝ってるし、ドカでも乗りにくいって言われていた時にでもポディウムに上がってたんで、ジャックならやってくれそうな感じ。RC16は雨も得意そうなんでジャックならやってくれそう。ビニャと、どっちが先に勝てるか楽しみです。