『トップスピード番付:2023 セパンテスト』
★2月10〜12日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★同テストでのトップスピード上位10名は以下のとおり。
首位:時速337.5km
バニャイア(ドゥカティ)、ヴィニャーレス&兄エスパルガロ(アプリリア)
4位:時速336.4km
バスティアニーニ(ドゥカティ)&兄マルケス(ホンダ)
6位:時速335.4km
クアルタラロー(ヤマハ)
7位:時速333.3km
モルビデッリ(ヤマハ)、ミラー(KTM)
9位:時速332.3km
ミール(ホンダ)、ビンダー(KTM)
★首位ドゥカティ機
・フランチェスコ・バニャイアが、テスト最終日に時速337.5kmを記録。
・昨年のセパンGP予選では、エネア・バスティアニーニが時速336.4kmを記録している。なお、バスティアニーニ選手は同テスト初日にも同速度を記録した。
・つまり、ドゥカティ機のトップスピードは昨年より改善されていると言うこと。
★同点首位アプリリア機
・マーヴェリック・ヴィニャーレス&アレイシ・エスパルガロが、最終日に時速337.5kmを記録。
・昨年のセパンGP予選では、エスパルガロ選手が時速330.2kmを記録。
・なお、今回のテスト終了後、エスパルガロ選手が「アプリリア機は改善されているが、ベストマシンはやはりドゥカティ機だろう」と言っていた。
一方、ヴィニャーレス選手は、「2023年版マシンは僕のライディングスタイルに合っている」と喜んでいた。
★3位ホンダ機
・マルク・マルケスが最終日に時速336.4kmを記録。ジョアン・ミールは時速332.3kmを記録。
・なお、昨年のセパンGP予選での記録は、マルケス選手による時速330.2kmである。
・最終日のマルケス選手の説明によれば、他メーカー機に比べるとトップスピードに達するのが遅いそうなので、これもまた解決すべき問題点の1つだろう。
★4位ヤマハ機
・ファビオ・クアルタラローが2日目に時速335.4kmを記録。フランコ・モルビデッリも初日&2日目に時速333.3kmを記録。
・クアルタラロー選手がテスト2日目に「ヤマハ機はドゥカティに迫っている」と喜んでいたが、最終日には新タイヤで問題が発生し、モルビデッリ選手共々、前言を撤回していた。
・なお、昨年のセパンGP予選での記録は、クアルタラロー選手による時速330.2kmである(※アプリリアの兄エスパルガロと同じ)。
★5位KTM機
・ブラッド・ビンダーが最終日に時速332.3kmを記録した。ジャック・ミラーは最終日の第45周回目に時速333.3kmを記録。
・なお、昨年のセパンGP予選1での記録は、ビンダー選手による時速330.2kmである
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
スプリントレースまとめについては、note『スプリントレース賛否両論、批判続出!!』でどうぞ!
去年のホンダってヤマハと同じ最高速だったのね
ヤマハ、ストレート速くなったな。
ファビオが今シーズン、どんな展開を見せるのか、
ちょっと楽しみ。