MotoGP

マシン乗り換え選手のパフォーマンスは?:ドゥカティ&ホンダ編

『マシン乗り換え選手のパフォーマンスは?:ドゥカティ&ホンダ編』

★2月10〜12日にセパンでモトGP公式テストが行われた。

★チーム移籍により、今年から別メーカー機に乗り換えた選手が7名いる。

★ドゥカティ

・アレックス・マルケス(ホンダLCR⇒ドゥカティグレジーニ)
セパンテスト総合10位[1’58.385]

これまでホンダ機に3年間乗ってきた(ファクトリー1年、プライベーター2年)。
今年はドゥカティ型落ち機に乗る(2022年版で、昨年のチャンピオンマシンである)。
セパンテストでは好調で、総合同機で首位タイムを獲得したルーカ・マリーニと0.496秒差だった。
なお、アレックス選手の昨年セパンGP予選タイムより 1.5秒ほど速くなっている。

本人コメント
「かなり走りやすいんですよ。すごくポジティブだし、けっこう喜んでます。
もう少し上げていくには、あとちょっと何かが足りないんですよね。」

★ホンダ

・ジョアン・ミール(スズキファクトリー⇒ホンダファクトリー)
セパンテスト総合12位[1’58.784]

マルク・マルケスのチームメイトとなり、移籍選手の中でも注目度がかなり高い。
まず、ホンダ機のライディングスタイルに慣れる必要があり、セパンテストでのタイムはマルク選手より0.118秒遅かった。
次回のボルティマオテストでは、重要な新パーツが投入される模様。

本人コメント
「まだ、ちょっと引き離されてはいるけど、日々、迫ってはいます。日に日にマシンも乗りやすくなってきてるんで。
とにかく、(スズキ機とは)完全に違うんですよ。」

アレックス・リンス(スズキファクトリー⇒ホンダLCR)
総合19位[1’58.932]

セパンテストではリンス選手とルーカ・マリーニ(ドゥカティ)のみがスプリントレースのシミュレーションを行い、ペース的にはマリーニ選手より0.5秒遅かった。ホンダ機に乗って間もないことを思えば、悪くないタイム差だ。
ただし、理想的なセッティングはまだ全然つかめてないようで、次のボルティマオテストが重要なものとなるだろう。

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

ホンダのカレックス製スイングアームの使用はフィロソフィーに反するのか?って話は、note『2023年セパンテストまとめ 日本メーカー編』でどうぞ!

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