MotoGP

ラウル・フェルナンデス『アプリリアとKTMのマシンを比較すると…』

『フェルナンデス:アプリリアとKTMのマシンを比較すると…』

★3月11〜12日、ポルティマオテストサーキットでモトGP公式テストが行われた。

★ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、22才)は、初日は5位(+0.689)、最終日は16位(+0.886)で総合16位だった。

★フェルナンデス選手は2021年にレミー・ガードナーとモト2タイトル争いをし、総合2位に終わった。
2022年にガードナー選手とチームを組み、KTM機でモトGP昇格したが、両選手とも苦戦し続けた。

★フェルナンデス選手が『Twicth』のインタビューで、次のように話した。

【ボルティマオテストはどうだった?】
「現在のエアロダイナミクスにおける諸々の挑戦は…やり過ぎじゃないかって思えるんですよねぇ。
モトGP機の操縦って、本当に複雑なんですよ。マシンの挙動を把握しないことには、オーバーテイクなんて至難の業で…レースの醍醐味が半減してるでしょ。
スリップストリームの中に閉じ込められてしまうんです…エアロダイナミクスのせいで、先行機の方に押されて行ってしまうんです。衝突の危険もあって、大変なんですよ。
あと、どこのマシンも力技で乗らなければならないでしょ。とは言え、僕は好きなんですけどね…ハラハラワクワクで、試す価値ありですよ。」

【アプリリアRNFチームは2022年版マシンだから、最新機ほどエアロダイナミクスも進化していないでしょ…テスト作業はどうだったの?】
「ユーズドタイヤだとマシンがどうなるかについて、けっこう作業してました。リズムを維持できるかとか、電制システム等についてね。
スプリントレースのシミュレーションをやってる最中に転倒してしまって…馬鹿ですよねぇ。それが終わったら、タイムアタック用にタイヤ交換する予定だったのに…。
トップ10入りしたかったんですけどねぇ。」

【アプリリアとKTMのマシンを比較すると…?】
「完全に別物ですね。去年は(KTMで)他のメーカーとは異なり、スチール製のフレームとサスペンションを使っていたんですよ。
でも、今年はアルミニウム製のフレームだし、サスペンションは他メーカーと同様にオーリンズ製なんですよね。
まぁ、アプリリアのフロントのしっかりした感じが好きだとは言えます…あと、2023年のパッケージは、けっこうポジティブな感じがするんですよね。」

★なお、フェルナンデス選手はドゥカティがベストマシンだと認めつつも、8選手参戦の功績も大きいだろうと主張した。
そして、「アプリリア機が2選手だけでここまで成長したことを思えば、4選手になったらさらに大きく進化するだろう」と話した。

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

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