『チャバッティ：他メーカーはリース料が高いから…』
★2023年のモトGPは5メーカーが参戦しており、各メーカーの選手数は以下のとおり。
ドゥカティ（8選手）、アプリリア（4選手）、KTM（4選手）、ホンダ（4選手）、ヤマハ（2選手）
★アプリリアのマッシモ・リヴォラ氏（アプリリアレーシングCEO）は、度々、ドゥカティが8選手を参戦させていることについて苦言を呈してきた。なお、アプリリアは2023年より、やっと4選手体制になった。
★ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏（スポーツディレクター）が、同苦言について『Speedweek.com』インタビューで次のように反論した。
【ドゥカティだけが8選手を参戦させ、『まるでドゥカティ選手権のようだ』と苦情が出ているが…】
「だれの意見であれ、尊重はしますよ…リヴォラの立場は良く分かるが、その一方で他のメーカーがプライベートチームに対し、『戦闘力の高いマシン』を『競争力の高い価格』でもってリース提供できるのかと言う問題もありますよね。
結局のところ、リース料は各チームが負担しなければならないと言うのに…しばしば、その点については触れられないようでね。
ドゥカティに比べ、他メーカーのリース料はかなり高いことは分かってますから。」
【リヴォラ氏は、F1のように『1メーカーが持てるプライベーターは2チームまで』と言うレギュレーションを取り入れるよう要請しているが…】
「プライベートチームに、『メーカーを替え、予算以上の経費をかけろ』と強制するわけですか？
納得しかねる発案ですね。」
【モトGPでは1選手のマシンリース料に上限を定めているが、転倒による修理費や技術改良にかかる費用などは含まれておらず…】
「結局、費用に上限を定めたところで机上の空論に過ぎず…いまや自由市場となってきてるのですからね。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）
ドゥカティは相変わらず、今年も『お手本マシン』って話は、note『2023年セパンテストまとめ 欧州メーカー編』でどうぞ！
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8台はさすがに多いとは思うけど、パオロさんの言いたいことは理にかなっている。サテライトチームを作るが、型落ちのマシンを貸与するだけで、強いサポートもなく、選手を飼い殺しにしている日本のメーカーより、チームがドゥカティを選ぶのは至極当然。アレックスとかポルの発言に苦言を呈すコメントが多いが、自分のキャリアを守るためには、不振の原因を自分一人で背負うなどナンセンス。ドゥカティを批判する前に、特にホンダは、結果責任を感じるべきだ。
チームオーナーからすればドカティは速いわ、安いわ、サービス良いわで願ったり叶ったりのバイクですね。
高くて遅いバイクに乗り換えろという方が無理な話です。
大昔の500だってケニーのYZR1台に十数台のRGだったのですから似たようなものです。
日本メーカーが選手のサポートしてない飼い殺しにしてるってのは偏見過ぎるのでは？ドゥカティの青田買いと切り捨てに目をつぶりすぎ。選手へのサラリーも安いしね。それぞれのメーカー良いところも悪いところもあるがドゥカティ持ち上げすぎかな。