MotoGP

ホンダのフレーム外注:ピッロ『そんなことドゥカティだってやってきた』

『ピッロ:そんなことドゥカティだってやってきた』

★ドゥカティのミケーレ・ピッロ(テストライダー)が、伊サイト『Gpone』の3/18付けインタビュー記事で次のように話した。

【ホンダがモトGP機のフレームをカレックス社に依頼したようで…】
「追い上げていかなくちゃならない時は、とにかく何でも試してみないことにはね。そんなの、これまでどこのメーカーでもやってきたことでしょ。
まったく悪いことだとは思いませんね…ドゥカティだって、そう言う風にやってきたんだし。
とにかく、マルク・マルケスには用心してないと…あと、ヤマハやアプリリアにもね。
メディアの発信だと、まるでドゥカティは何年も前から勝ち続けてるみたいに思えてしまうけど、実際は去年、たった1回きりの話なんだから。
今後も勝ち続けていこうと思ったら、他所のことをああだこうだと言ってる場合じゃないでしょう。
SBKではカワサキが、モトGPではヤマハが天下を取り続け…そして、現状を見るならば…他のメーカーのことをとやかく言って、揉めてる場合ではないと思いますよ。」

【初めてドゥカティ機に乗った時のことを覚えている?】
「初めてのドゥカティ機は、勘で走らなければならないようなものでしたね。コーナーに入ったら、上手く立ち上がれますようにって祈ってるような感じでした(笑)。
2023年版は、もともとのドゥカティ機の特性に日本メーカー機の特性をミックスさせたもので…完璧なマシンですよ。上手く加速でき、そして、コーナー旋回も良いんだから。
あと、今回のボルティマオテストでショックを受けたことが1つあって…」

【それは…?】
「以前と比べると…例えば、ドヴィツィオーゾと他の選手のデータ比較をしていた頃は、たとえブレーキングで強い選手がいても、旋回やコーナー中盤で挽回すれば良いって感じだったんですよ。
ところが、それは現在の若手選手らには無理な話で…皆、どこの箇所でも強いし速いのだから。それで、0.7秒ぐらいのギャップで、すぐに20位まで落ちてしまうんです。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

カウル側面の真ん中ぐらいに付いてる『段差』はなに?って話は、note『2023年セパンテストまとめ 欧州メーカー編』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. すぱおー より:

    迷走とか書いて油断してくれれば良かったけど流石に冷静

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP