『ニエト:ペッコvsベッツェッキのタイトル争いになっても、うちは問題なし!』
★マルコ・ベッツェッキ(24才、ドゥカティVR46)が、現在、総合首位に就いている。なお、マシンはドゥカティ機2022年版を使用している。
★ベッツェッキ選手は2022年に現在のチームからモトGP昇格し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。
2023年シーズンの序盤2戦のリザルトは、以下のとおりである。
ポルトガルGP:予選8位、スプリントは転倒リタイア、日曜レース3位
アルゼンチンGP:予選2位、スプリント2位、日曜レース優勝
★なお、アルゼンチン決勝戦での優勝は本人にとっても、チームにとってもモトGPでの初優勝だった。
★パブロ・ニエト氏(チームマネージャー)が『BT Sport』のインタビューで、次のように話した。
【アルゼンチン決勝戦については?】
「難しいレースでしたね…あんなコンディションだと、アッと言う間に集中力が途切れてしまうものだから。でも、モトGPで1勝を決められましたよ!
まだ信じられないですね。」
【フランチェスコ・バニャイアがモト2参戦していた時と、同じチームスタッフだそうで…】
「ペッコ(バニャイア)がモト2クラスで優勝していた頃と、同じメンタリティで頑張ってるんですよ。
スタッフは同じ顔ぶれで続けていくことが、うちにとっては重要だったんです…そして、同じレベルを維持していくことがね。
初めてモトGP参戦した年は『大変だぞ』って覚悟していたんですが、どうやら上手くいってくれたようで…今は総合首位なんですからね。」
【バニャイアvsベッツェッキでタイトル争いをすることになったら、VR46ライダーズアカデミー内がぴりぴりしてしまうのでは?】
「タヴッリャの『ランチ(私設コース)』でヴァレンティーノ・ロッシと一緒にトレーニングする際は、常にそんな感じですよ!
まぁ、今はタイトル争いであって…『ランチ』と同じと言うわけにいかないでしょうけどね。ただ、とにかく、皆、レースでは勝ちたいわけだから。」
【ベッツェッキ選手のマシン用の改良パーツが、ドゥカティから届く予定だそうだが…バニャイア選手にとっては脅威なのでは?】
「今後、どうなっていくものか…とにかく、うちは問題なしなんでね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
新しくなったモトGPは賛否両論…って話は、note『2023 ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!
ベゼッキには改良パーツが届いても、マリーニには届かないんだ?