『クアルタラロー、ロレンソに反論:クラッチローはやる気満々で頑張ってくれている』
★5月11日、フランスGPの木曜会見でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、フランス出身)が次のように話した。
【今回はホームレースだが…】
「金曜日から見ごたえある走りができたらと思っています…ここが分岐点になってくれると良いんですが。
ヘレスでいくつか試してみたんですが、すべて上手く機能したわけじゃないんですよ。
今年の序盤からずっと、マシンは100%の信頼感が得られるようなものではなく…今週末からヘレスで探り当てたセッティングを利用して、ちょっと試していこうと思ってます。」
【新フレームについては?】
「どう言う恩恵があるのか、まだ分かっていません。ヘレスで使った時は良い所も悪い所もないと言った感じで…今回、また試してみることになってます。」
【現在のヤマハ機の状況は?】
「うちが遅れを取っているのではなく、他のメーカー機がどんどん成長していっている状況で…
でも、コーナーでの安定感はちょっと落ちてしまいましたね。馬力をちょっと上げたら、他のエリアが劣化してしまって…。現時点では、強みがないと言えるでしょう。」
【現実的に見て、目標は…?】
「月曜日にヘレステストがあったのは良かったですよ。ファンの応援があったのも良かったですね…ああ言う状況は初めてだったんで。
目標はベースに戻して、思い通りの操縦ができるようになることです。今回、ここフランスで、それができるようになってくれると良いんですが。」
【スペインGP中、ホルヘ・ロレンソが『僕がテストライダーを続けていたら、ヤマハの助けになれたのに』と言っていたが…】
「僕としては…ホルヘが何日テストをやったかは知らないんですが、確か、オフィシャル・テストチームではなかったと思うんですよ。しかも、1周タイムがけっこう(正規選手のタイムとは)ほど遠いものだったはずでしょ。
モトGPのレジェンドライダーではあるけれど、物事を変えることはできないように思います。
カル(クラッチロー、現ヤマハテストライダー)は物凄く頑張ってくれているし、やる気満々なんですよ。
うちとしては、イタリアのエンジニアを手本にしつつ、日本のエンジニア陣にももっとスピーディーになってもらいたいと思っています。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
なぜクアルタラローは好調だったのか?って話は、note『2023 アメリカズGPまとめ』でどうぞ!
そりゃそうだ
契約しといてコロナ禍を理由に節制を怠って満足に走れないテストライダーなんてね
カルに失礼極まりない
ファビオよく言ってくれたヨ
前々から気になっていた点を一つ。
記事内でよく使われている「そう言う、こう言う、ああ言う、どう言う」ですが、正しくは「そういう、こういう、ああいう、どういう」です。「言う」は漢字表記ではなく、ひらがな表記が正しいです。
この指摘は管理人様だけに伝わればいいので、コメントに反映していただかなくても構いません。