MotoGP

KTM『エアロダイナミクスに物申す!』ピット・バイラ

『バイラ:エアロダイナミクスに物申す!』

★現在のモトGPではエアロダイナミクスの急速な進化が問題視されており、最近、ケーシー・ストーナーも批判していた。
エアロダイナミクスのせいでオーバーテイクが困難となり、レースの面白みが失せているのだ。

★モトGPの技術レギュレーションは2026年末まで現行のままなので、その後の変更について注目が集まっている。なお、変更するには参戦メーカーすべてが賛成しなければならない。

★エアロダイナミクス開発ではドゥカティが群を抜いており、現在、安定して好リザルトを記録している。

★KTMのピット・バイラ氏(モータースポーツ・ディレクター)が、スペイン『DAZN』のインタビューで次のように話した。

【エアロダイナミクス開発に反対だそうで…】
「F1が10年前に犯した同じ過ちを、今、なぜこのスポーツが犯そうとしているのか…私には理解できませんね。
別にエアロダイナミクスが害になっているとは言いませんよ…同エリアは改善されるべきだし、うちでも手を入れているところですからね。
この問題は今後も長く続いていくでしょう…もはやかなりの投資がなされているのだから。ただ、とにかく、熱意なり観客数を減らすわけにはいかないんですからね。」

【他メーカー陣は、なんと言っているの?】
「マッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)と話してみたんですが…アプリリア機も良いエアロダイナミクスを装備してマシンの戦闘力を上げているものの、彼もまたけっこう心配しているようなんですよね。
うちと同様、問題視しているようなんですよ。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

アプリリアのウィング破損:安全を考慮し、失格にすべきだったのか?……って話は、note『2023 オランダGPまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. マルクス より:

    さっさとウイング禁止にしないから、F-1と同じ悩みを辿って馬鹿みたい
    抜けないからって、DRSでも導入すんじゃね?

  2. うに より:

    最近のF1を知らないので軽く調べて見たら、一昔前のF1は後続車のダウンフォースが50%近く低下したと。
    それで後方乱流を抑制する空力パッケージを目指してるわけね。
    なるほど。そのおかげでさらに酷いデザインになってるわけだ。

    後続車への影響は考慮されるべきだけど、これはエアロ禁止とか、羽根禁止だとかの単純な話ではないはず。
    羽根なくしたところで、カウルの形状で後方への乱流は発生する(させられる)だろうから、慎重なレギュレーションの改革が必要なんだろう。

  3. 喰らえタラコ より:

    エアロでレースがつまらなくなった。ぬきあいが多い方が面白い。

    いまはエアロ絡みで接近戦はより危険でしょ?なんでこんなつまらない物にしたんだって感じ。確かにf1と同じ過ちにしか見えない。

  4. Maro より:

    ウィングが本格化してからも面白いレースは散々あったけどねえ。
    バイラー氏もオーバーテイク云々に関しては触れてないようだけど。
    問題は空力競争のせいで開発コストが莫大に膨れ上がっていくことでしょ。
    しかも市販車には還元出来ないいらん技術のために。
    これじゃあついていけなくなって撤退を考えるメーカーが出てきてもおかしくない。

  5. チャオ より:

    今のMotoGPはオープニング映像なんかからでもF1のモノマネで
    総て後追いしてる感。その中でもエアロガジェットなどの多用を
    寧ろオーガナイザーが推奨して、今のF1の真逆な事をしてるドルナ。
    あれだけ鋭利な突起物がバイクにあると不快感でしかない。只でさえ
    トラック内はトラフィックで、常に誰かしらヒットし合ってるのに
    ウイングレットで未だ怪我人が出てないから大丈夫だと思ってるなら
    運営する資質に疑問を覚える。電制は最低限、後は各メーカーの
    特性と、ライダー達の技量でチャンピオンシップを争うべきで
    エアロダイナミクスでのウイングレットは廃止すべきものと考える。

  6. うに より:

    F1と逆って書いてる人が多いけど、F1はあくまで後方乱流の抑制で、トータルのダウンフォース量を抑える方向にはいっていないと思うんですけどどうなんでしょうか?
    前後ウイングの規制を厳しくして、そこで失った分をグラウンドエフェクトを復活させて補ってるんですよね?

    今の所全メーカー賛成が必要なんでウイング自体はなくならないだろうけど、後方乱流の抑制をどうしていくのか。

    というかF1なんて何十年も昔から空力をどうするか考えてきてるわけで、羽根を使った空力を使い始めて数年のバイク業界が、同じような問題が出たからってF1は〜、F1が〜って言うのってどうなんでしょうか?

    まー、日本メーカーがこんな不調でなければエアロのことをここまで言う人たちは出なかったと思うけど。

  7. きゃめる より:

    F1ってエンジンもだけど、空力の部分も競うのが主流やろ。それが成功するかしないかで結構な差がつくから面白いんだけど。違うのか?
    レイトンハウスとかティレルがガルウィング付けて非力なエンジンでもホンダやルノーを追い回してたから面白かったのに。
    MotoGPも付き出して創明期だから色々あるけど、コーナー苦手だったドゥカがエアロくっ付けたら旋回能力増したって話だから、それはそれで面白いけどな。そもそもここ何年見ててもエアロに触れてケガしたとか聞かないから材質もちゃんと研究された上で装着してんじゃね?知らんけども。

  8. ダイどん より:

    レイトンハウスがいた頃のF1マシンは今よりもコンパクトで、空力に関しても現代と比べると大人と子供と言うくらい研究が進んでいなかった
    ウイングカーが禁止されフラットボトムになり失われたダウンフォースを如何に取り戻すか試行錯誤していた期間でもあり、ティレルのハイノーズはそこを突いたアイデアの一つ
    更にレギュレーションもそこまで細かく規定していなかったので今と比べて工夫できる余地が多くあった
    しかし、90年代に入るとトップチームも空力に力を入れるようになり下位チームが独自の空力で下剋上するようなシーンはほぼ無くなった
    F1での後方乱気流によるオーバーテイクの難しさは20世紀が終わるくらいから言われ始め、これは空力が洗練されF1マシンがとても空力に敏感になってしまったから
    速く走るには如何に乱れのないクリーンな空気の中を走るかが重要になり、前方のマシンからのタービュランスを受けると挙動が著しく悪化する
    特に速さが拮抗しているマシン同士ではオーバーテイクの難しさに繋がり、この問題を解消するため2011年からDRSが導入されたり、2022年にはグラウンドエフェクト・カーが復活したりしている

  9. _| ̄|○ より:

    兎に角、電制システムやエアロダイナミクスと言ったゴチャゴチャ付けて競うレースより、シンプルに乗り手のテクニックで競うレースが観たい!

    デコチャリや昭和の暴走族が乗ってた単車と変わらん!

  10. 桑田裸郎 より:

    そのうちヘルメットに旭日旗を描くライダーが出てくるよ

  11. YH46 より:

    ザルコを忘れてない?知らない?

  12. うに より:

    ザルコを知っててわざとじゃないかと。

    デコチャリですか。。今のが珍走団と一緒だっていうなら、
    GT選手権なんか珍走痛集団ですよ。

    シンプルなのを見たければ別カテゴリーを見るしかありません。
    WGP時代から、最新技術をいち早く取り入れる最高峰カテゴリーであり、新技術で一強になるなんてことは昔から何度もあった。

  13. 桑田裸郎 より:

    ザルコ知ってますよ
    モト2の頃解説の宮城さんがあのスーツでバク宙するのは至難の業ってよく言っておられました。
    モトGPでもバク宙見たい!

  14. owsaikou より:

    ループアンテナ付いたんだ‥
    感度良好かな。

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