『ヴィニャーレス:ミラーに申し訳ない…多重クラッシュを避けるためだった』
★8月6日(日)、ブリティッシュGP モトGPクラスの決勝でマーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)が5位だった。現在、総合10
位(−140ポイント)に就いている。
★チームメイトのアレイシ・エスパルガロが優勝、アプリリアRNFのミゲル・オリヴェイラが4位だった。
★今回のヴィニャーレス選手は好調で、土曜スプリントでは3位、日曜決勝も中盤では3位に就いていたが、その後、後退してしまった。
★決勝戦後のヴィニャーレス選手のコメント。
【今回の決勝戦については?】
「トップ陣との差を縮めようと序盤にプッシュしまくったら、終盤はタイヤがすっかり逝ってしまいました。
とにかく、今回の仕事ぶりには満足してます…正しい方向に進んでますね。」
【ジャック・ミラーと接触していたが…】
「アレックス・マルケスがジャックを抜いた直後、僕がハードブレーキングで接近していったんですが…その時、スピードが出過ぎてしまい、多重クラッシュを避ける唯一の方法は2人の間に割り込むしかなかったんです。そうしたら、(接触して)ジャックが膨らんでしまい…申し訳ないことをしてしまいました。想定外の出来事だったんです。
そして、残念ながら、こうした諸々で僕は2〜3秒ロスしてしまい…またもや、トップ陣に引き離されてしまいました。」
【その後、追い上げて行き、チームメイトのエスパルガロ選手と競り合っていたものの、終盤で失速してしまい…】
「雨が降り出した辺りで、タイヤが冷えてしまったのか…分かりませんけどね。検証してみないと。とにかく、あれ以上のことは無理でした。
ただ、レース後半は追い上げていけるぐらいのリズムを刻めてたことは確かだし、気持ち的にもきちんと優勝を目指せていました。」
【今後に向けては?】
「今回は予選を抜かせば、今シーズンで一番良い週末でしたね。予選に関しては、コンディションが本当に異常だったから。
ここが、アプリリア向きのトラックだってことは分かってましたけどね。
このまま辛抱して、現在の方向のまま進んでいかないと。ここ最近のレースでは常にスタートが上手くいってるし、オーバーテイクもすいすい出来てるから。
オーストリアGPは、このままのメンタリティで始めていきますよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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序盤からコーナー進入でスイスイ抜いてくビニャーレスを久しぶりに見ることができた。
左フロントにアブレーション出つつも長くポジション守ったバニャイアは上手かったね。
技術トラブルによるノーポイントが何戦か続きましたが、今回はスピードも見せましたし総合順位もヤマハの両雄を抜きましたね。
後半戦の巻き返しに期待。
同じマシンでアレイシは最終ラップまでベストを刻めたのだから、この差はタイヤのマネージメントかもね