ヤマハは2025年に向け、クアルタラロと契約更改できるのか？

『ヤマハは2025年に向け、クアルタラローと契約更改できるのか？』

★ヤマハは2004〜2015年にモトGPタイトルを7回獲得する活躍ぶりだったが、数年前よりマシン開発で苦戦している。
2020年のコロナ禍以降はそれが顕著となり、特に2023年はプライベートチーム不在も相まって、No.1選手であるファビオ・クアルタラローも不満を隠せなくなっている。

★現状からすると、2025〜2026年に向けてクアルタラロー選手と契約更改をするのは難しいと見られている。

★ヤマハのリン・ジャーヴィス氏（マネージングディレクター）が、次のように話した。

【クアルタラロー選手がヤマハ機に不満をいだいているようだが…】
「昨シーズン前半は…ドゥカティ機（＊バニャイア）に抜かれるまでは、総合首位に就いていたのですからねぇ。
今シーズン前半は、パフォーマンス的に期待を遥かに下回るものとなり…ライバル陣と互角の武器で戦えないならば、不満を感じるのも当然でしょう。」

【ミザノ公式テストでも大きな改善は見られなかったようで…2025年に向け、クアルタラロー選手を確保できそう？】
「ミザノテストは9月初めに行われたと言うのに、もう2025年のことが話題にされてるんですからね。
（2025年シーズンが）始まるまでにまだ1年半もあるのだから、今から決めるなんて意味ないと思いますけどね。」

【短期間で欧州メーカーとの差を縮めるのは難しいのでは？】
「最近、欧州メーカーらがテクノロジーにおいて大きな変化を取り入れ…特にドゥカティはジジ・ダッリーニャのおかげで、その分野でリーダー的な存在になってますよね。
我々が今まで通りのコースを辿っている間に、欧州メーカーは軌道修正をし始め…多少時間がかかったとは言え、最終的にはすれ違ってしまったわけです。
我々が停滞している間、彼らは歩みを進め…それが分かれ道になってしまったのだと、私は思います。」

（参照サイト：『Corse di moto』）

日本メーカーに復調の兆しが見えたのか？って話は、note『2023 カタールニャGPまとめ』でどうぞ！