『クアルタラロー:なぜ今回は好調だったのか?』
★10月15日(日)、インドネシアGPのモトGPクラスでファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が、決勝で3位だった。
★現在、総合10位である(132ポイント)。
★クアルタラロー選手のコメント。
【今回の決勝については?】
「タイムはけっこう良かったですね(※優勝選手と0.433秒差)…最後はもっと速く走れそうだったけど、すぐ目の前に他の選手がいると抜くのが大変で…ちょっとストレスなんですよ。
とにかく、大満足です…レース中はペッコと3.5秒差にまでなってたのに、最後はかなり接近してたんだから。
表彰台に上がれそうなチャンスがある時は、常に上がってるでしょ…だから、満足してます。」
【マーヴェリック・ヴィニャーレスを抜くことはできなかったの?】
「左側でけっこう苦戦していたし、第1コーナーではエンジンが息切れしてしまって…最終コーナーで僕の方が速く立ち上がっていってたもんですから。
第13コーナーでは僕の方が速かったものの、タイヤの右側が似たような状態になってたのにマーヴェリックはポテンシャルが高かったんです。
オーバーテイクを仕掛けるのが、とにかく大変で…抜こうとしてもパワー不足なんで、そこがうちの問題点なんですよね。
今回のレースで唯一抜けたのはアレイシ・エスパルガロだけです…彼はタイヤが逝ってしまってたから。」
【今回は、なぜ好調だったの?】
「これまでのレースとは(タイヤの)カーカスが違ってたんですよ…これまでより柔らかかったんです。
去年はもっと柔らかかったんですが…そう言うタイヤだと、うちにとっては有利なんです。今週末、僕にとってはそこが大きなポイントになってくれました。
しかも、フォーメーションラップの時、上手くタイヤの熱入れができたんですよ…通常はちょと苦労してしまうんですけどね。
こう言う細かな点をより合わせて、表彰台争いができたんで大満足ですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
クラッチローが言う通り、本当にエンジン選択を間違えてしまったのか?って話は、note『2023 日本GPまとめ』でどうぞ!
タイヤがヘタって来る終盤にパワーがタイヤに伝わらないではなく相変わらずパワーが無いとは泣けるお話。
クラッチローが言う通り、エンジン選択を間違えたのか?
それともクアルタラローが言うようにエンジンパワーが必要なのか?どちら意見が正しいのか?
または、もっと別の問題があるのか?判るのは来年か?それとももっと先なのか?
とりあえず、私はヤマハの表彰台をもっとたくさん見たい!
コメントからすると今回はストレートエンドでエンジンが頭打ちしてマシンが伸びなかったのかな?
ヤマハは明らかに立ち上がりの加速で負けてた印象。
トップエンドでパワー出してもそこに行くまでにロスしてたら敵わないような。
前はストレートで抜かれてもコーナーリングから立ち上がりで勝負出来てた。
今はブレーキングで無理してもコーナー出口で負けてるからなかなか前に出れない。
細かい事は分からないけど素人目の印象です。
でもライダーはいつだってパワー欲しいよね。
ウイング搭載機よりダウンフォースが
弱い分全領域でトルクが強い出力特性な
仕上がりのエンジンが欲しいのかな
岡田さんの話ではドカ他はコーナー進入でリヤが沈んで加速態勢に入れると。
アクセルを開けて行ける位置が違えばパワーが無いという表現になるかとは思いますがそこが違うんだなと解説が腑に落ちました。