『ジャーヴィス:開発作業の大半を欧州側に移し、クアルタラローを確保する』
★10月27〜29日、タイGPでファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2021年モトGP総合優勝)が予選10位、スプリント11位、決勝5位だった。現在、総合9位である(145ポイント獲得)。
★クアルタラロー選手は9月初めのミザノテストで2024年版ヤマハ機を試乗したが満足できず、現在は11月末のヴァレンシアテストでの改善具合に期待している。
★クアルタラロー選手がマレーシアGP(11/10〜12)に向けて、次のように話した。
「セパンのトラックは特に良いんですよ…2024年に向けて、マシンのどの辺を改良できそうかが分かりやすいんで。来年なんて、もうすぐですからね。
もちろん、終盤レースではできるだけベストリザルトが取れるよう頑張ります…でも、来年に向けての準備もきちんとしていかないと。
全体的に、諸々の進み具合に関してはけっこう満足しています。通常、シーズン終盤は苦戦しがちだけど、今年は良い感じなんで。この調子で行きたいですね。」
★ヤマハのリン・ジャーヴィス氏(マネージングディレクター)が、独サイト『Speedweek』のインタビューで次のように話した。
【2024年版ヤマハ機については?】
「やはり、エアロダイナミクスやエンジン、フレーム面に関して改善していくべきですね。
(来年の)セパンテストはかなり重要になってくるでしょう…冬季オフシーズン中における進捗具合を確認するためのキーポイントになりますから。
我々は最善を尽くしており、開発作業の大半をヨーロッパ側に移す予定なんです。その方がレスポンスが早く、エアロダイナミクスやエンジンなど特定の分野においては経験も豊富ですから。
現在、作業を進めており、ペースを上げているところなんですよ。」
【クアルタラロー選手の契約は2024年末までだが…】
「2025年以降に向けての交渉は、来シーズン前半に…序盤3分の1ぐらいの時期に行われるだろうから…オランダGPぐらいまでが重要でしょうね。
おそらく、ファビオは複数の点を考慮して決断するだろうし、特に2024年版マシンの開発具合と戦闘力の高さで判断するでしょう。
そして、その次に2025/2026年に向けての開発計画を重視するでしょうね…どのような改善が行われたか、そして、今後に向けてどのような案やコンセプトがあり、どれほどの尽力が約束されるのか…
あとはセパンテストに向けて、ヤマハの組織陣営がどのように再構築されるのか…でしょうね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
クアルタラローがチャンスをしっかり有効活用!って話は、note『2023 インドネシアGPまとめ』でどうぞ!
凄い!原文も確認しましたがまさかこんなに体制変えると思わなかった。
古くはバレやドビ、最近ではカルも望んでたことだし日高社長やってくれたな。
移転時期が不明で結果が出始めるのは時間掛かるだろうけどクラッチローが残ってくれたら最終的にヤマハのためになると信じてる。
ヤマハが国内開発というアイデンティティを失うなら参戦する意味がないじゃん。そこまでするならファビオいらないよ。ついでにリンもいらない。MotoGPクラスはライダーファーストなクラスじゃないんだよ。むしろメーカーのためのチャンピオンシップなんだから。
ヤマハが国内開発というアイデンティティを失うなら参戦する意味がないじゃん。そこまでするならファビオいらないよ。ついでにリンもいらない。
もう昭和では無いですからね~
もう自分達の殻に閉じこもって開発するようでは世界には追い付けないし勝負できません。
ヤマハさんの決断は後に必ず生きてくると思います。
いいマシンを開発しても遅いライダーだと、どうしようもないですからね~
ヤマハはレース活動をファクトリー参戦からコンストラクターへ渡すんじゃないかな
そうなると人事や決済が変わるので面白くなりそう。
VR46やマスターキャンプの展開見てると、計画は推進中にみてとれますし
空力や各デバイスとか確かに開発の方向性が変わっている感じがする
エンジンと違って日々進化、手を加える必要があるからレスは速い方がいいし、レース数の増加でより対応の速さが求められてそう
あとはサテライトチームの確保やね…
日本人技術者を海外転勤させるんでしょうか。
それとも開発陣もヨーロッパ人で賄うつもりなのか,,,
何かヨーロッパ得意の乗っ取りみたいでやだな、どうせなら両面でやれば良いし何よりも市販者までヨーロッパテイストになるとね…YAMAHAの良さが今年消えたようにYAMAHAの乗り味が変わらなければ良いけど
今のHONDAの後追いになりそう
ヤマハやっと動いたか!何だか久しぶりにヤマハの本気さを感じるニュースで嬉しい。
ただ此処までに至る経緯スピードが余りにも遅いのが事実で、出来る事なら
ロレンソがテストしてた頃にやっとけばと、まあコロナ禍で厳しかったが…。今回
大きく動いた事は評価に値するし、大変な社内改革と投資を有する訳で。
でもこれでファビオとしてもモチベ―ションも上がる要素だし、リンスとしてもプラスの
効果になるでしょ。ただエアロに注力するのは相変わらずミスリード気味かなと思う。
M1は以前のスッキリしたデザインで、空気を受け流す流腺的な方向に戻して、
トータルバランスの優れたコンセプトに注力した開発に戻した方が、ハンドリング性能や
Rメカニカルグリップも戻る気がする。まあ要は勝てばそれが正解になる訳で。
今のドゥカが強いのはあのウイングレットを付けた訳じゃないんだって事にヤマハが
気が付いてくれたら、エアロを言い訳なんかしなくなるのに。
F1チームの開発拠点がイギリスにあるようなもんですかね。
とにかくヤマハは大きく動き出したし後は見守るのみ。
ホンダは腰が重そうですねぇ
国内で開発して上手くいってない現状を考えれば、新たな試みを経て環境を改善していく事が大事。
内燃機関エンジンはやり尽くしてる感があり、いまはフレーム側やライドハイト等の各種デバイスを駆使して、あらゆるコーナーでの駆動の伝道効率を考えるべき。この分野はヨーロッパのエンジニア達がノウハウ持ってるので、現地でいい人材を集めて短期間で開発を進める方がいいに決まっている。
ヨーロッパメーカーが強くなる事で、更に日本メーカーが強くなれば良いだけの話である。
エンジンやり尽くしてる?
参戦チームでヤマハがエンジン一番ダメダメなんですが…
国内開発ってヤマハのアイデンティティだったのですか?ヤマハは世界企業であり製造拠点も開発拠点も多岐に渡るのと思っていました。
市販車両技術者の経験を積ませる場所から、日本側サイドも欧州メーカーみたく社内レース屋を育成する形に成るのかな?
SBKのヤマハはドゥカティ同様、今後MotoGPが目指す体制を
もう何年も前から築いてたらしいから
SBKヤマハDE実証していてやらなかった時点でアウト
一時期のスズキのように一旦撤退して見直して再度復帰したらいいよ
欧州主体の文句多いけどこれがアメリカ主体だったら文句言わないんでしょみんな