『リヴォラ:新しい優遇措置はOKだけど、予算がかさむ…』
★11月27日、優遇措置に関する新レギュレーションが公表され、2024年にアプリリア&KTMは以下の措置を受けられる。
・テスト用タイヤは年間220本使用できる。
・(プライベートテストは)テストライダーのみ走行。
・テストはメーカー側が指定したサーキット3か所のみ。
・ワイルドカード参戦は年間6回できる。
・エンジンは年間7or8基使用できる。
・シーズン中のエンジン開発は凍結される。
・エアロダイナミクス改良は年間1回のみ。
※その他メーカーの措置内容については、こちらの記事の表を御覧ください。
★マッシモ・リヴォラ氏(アプリリアレーシングCEO)が、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。
【優遇措置(コンセッション)に関する新レギュレーションが決まったが…】
「全体的に、モトGPの均衡がはかれるようなレギュレーションですね。
そう言うコンセプトで制定されたのだし…まぁ、大満足か?と訊かれたら『YES』とは言いませんけどね。うちとしては、数字があまりにもかさんでるんで…。
使えるタイヤが増え…それを使うにはテスト回数も増やさなければならないし、ワイルドカード参戦も含め、すべてにおいて経費が増えることになるんですよ。」
【優遇措置の内容は、けっこう無理があるの?】
「数字の振り分け方は妥当ですよ…理に適っていますね。ただ、各チームの経費がかさまないような内容にすべきだったでしょうね。
私の方では以前から、そう言う方向を取るべきだと勧告してるんですが。」
【ドゥカティが不満に思うのでは?】
「経費が少なくなるのは、ドゥカティにとってもプラスでしょう。」
(参照サイト:『Gpone』)
4年も前からマシンの放射熱が酷く、熱くて走れない……って話は、note『2023 タイGPまとめ』でどうぞ!
戦力を均等化してレースを「スペクタクロ」にするっていうドルナの思惑、興行的にはいいんだろうけどやってるメーカーからしたらギチギチに縛られた中で、開発やってる旨味なんか何もないんじゃないですかねぇ。
「走る実験室」と言った本田宗一郎さんなら「やめちまぇ!」と激怒しそうな気もするんですが…、最近のホンダのやる気の無さはその辺もあるのではないですか。
あんなに残念だったスズキの撤退も、今になってみると「うまくやったね!」と思えてきます。
まぁ昔のようにメーカーのトップが旗振りしてレース参戦してた時代ではないからねぇ。
レースにかかる費用と効果を天秤にかけるのは企業の経営者としては当然でしょう。今や情熱だけでレースできる時代じゃないからね。
昔からSUZUKIは参戦、撤退を繰り返してますからねぇ…企業の体質かと
ドルナは興行的に上手くやってると思う
それ以前はプライベートなんか本当に苦しくて途中で撤退もあったぐらい
ワークスの経費は色々見直す時期にきてるんじゃないかな
昔はもう少しのんびりしてたし、性能が上がり過ぎてる気がする
優遇増えても金が無くて生かせないのはせつない
メインスポンサーと最新型借りれるくらい金出してくれる
サテライトチームが欲しい
SUZUKIに関しては、あそこはトップからしてレース嫌いだからねぇ。
レース参戦しだしたのも、近所にいてレース大好きで仲間を増やしたかった宗一郎さんに「これからの自動車会社はレースに参戦して技術を研くべきですぜ、グフフフ・・」と言われてシブシブ始めたのがなれ初めだし、今でもレース好きの章男さんに「レースなんてやるもんじゃない。やめときなさい」とか言うぐらいだから。
社内の技術者達にはレース経験者も多くて、レースやりたい人も多いんだけどね。
今の社長は撤退に最後まで反対してたしちょこちょこリンスとレース後祝福の連絡入れたり現行刀を買って通勤してるくらいにはレースには好意的なんだけどねえ
ヤマハの前の社長はたまにライダーに失礼なこと言って記事になるくらいに怒らせとったなあ
いまだにアマチュアかプライベートビルダーレベルの頃の本田宗一郎のコトバだす輩はなんなん?
21世紀で平成でもなく令和も5年たった今に
前世紀の昭和中頃、50年も60年も前の言葉通じるの?
そういう感覚があるから成長しないんでは?
WECのグリッケンハウスが撤退前に言ってたけどさ
スモールメーカーにしたら「大砲の餌食になる気はない」んだからね