MotoGP

VR46『マリーニはホンダに移ってもアカデミー継続!』アレッシオ・サルッチ

『サルッチ:マリーニはホンダに移ってもアカデミー継続!』

ヴァレンティーノ・ロッシ率いるVR46チームは、2022年からドゥカティ機でモトGP参戦している。

★2023年はチーム部門で総合3位となり、ライダー部門でもマルコ・ベッツェッキが総合3位を獲得した。

★なお、ドゥカティとのプライベーター契約は2024年末に終了するため、現在、ヤマハやKTMから勧誘されている。

★VR46チームのアレッシオ・サルッチ氏(スポーツディレクター、ロッシ心の友)が、伊サイト『Gpone』の12/16付けインタビューで次のように話した。

【マルコ・ベッツェッキにドゥカティプラマック移籍の話があったが、結局、本人が残留を決め…】
「正直なところ、もしプラマック移籍が決まってたら残念に思ったでしょうね…もちろん、本人にとっては良いことなんだけど。今年のプラマックはチーム部門でタイトルを取ったんだし、あっちに行けば最新ファクトリー機に乗れたわけだから。
まぁ、マルコ本人と話し合った時、移籍の可能性はないって安心しましたけどね…子供の時から知ってる選手だし、本人がVR46継続を望んでることは目を見れば一目瞭然だったんで。
だから、金銭的にも技術的にも、どうしたらベストな状況にしてやれるかを考えました。
継続は正しい選択だと思いますよ…本人が本心から望んでたことだし、うちのチームが提供できるものの方が最新ファクトリー機よりも上でしょうからね。」

【VR46継続で最新ファクトリー機に乗ることはできなかったの?】
「ジジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)に全力交渉してみたけれど、常に『時間的な問題により無理だ』と言われました。
ちょっと気分を害しましたけどね…マルコにしてもチームにしても、最新ファクトリー機を提供されるぐらいの価値はあるわけだから。
でも、叶わなかったんで、とにかく、全力で頑張らないと。ヴァレンシアテストでマルコは2023年版ドゥカティ機の試乗をし、気に入ってましたしね。」

【ルーカ・マリーニがホンダファクトリーに移籍してしまうが…】
「うちのモトGPプロジェクトが発足して以来、ヴァレ(ロッシ)とずっと言い続けてたことがあって…『モトGPに参戦して選手を育て、ファクトリーチームに送り出そう』ってね。
だから、ルーカのことは喜んでるんですよ…このプロジェクトに関し、僕らの気持ちは一貫してますからね。
マルコを引き留めたのは、他のプライベートチームへの移籍だったからであって…ルーカに関しては、11月にちょっとごたごたしてしまったけれど(※後任選手選びに手間取った)、それ以外はシンプルにめでたい話だから。
あのホンダHRC移籍なんですからね…そりゃあ、喜びますよ。」

【マリーニ離脱について、いつ頃、知ったの?】
「個人的にはフィリップアイランドの時に初めて話してくれました…まぁ、それなりに分かってましたけどね。
フィリップアイランドで、オフィスで2人きりの時、ホンダファクトリーと2年契約だって話してくれて…嬉しかったですねぇ。
ホンダは正しい選択をしたと思いますよ…途中で辞めたりしないタイプだし、とにかく努力家だから。あと、かなり繊細だしね。現在可能なベストチョイスでしょうね。」

【マリーニ選手はVR46ライダーズアカデミーに在籍のままなの?】
「マネージメントは今のままです…本人がアカデミー継続を希望してるんで。」

[ 中編に続く 

(参照サイト:『Gpone』)

マリーニに失うものは何もない?…って話は、note『2023 マレーシアGPまとめ』でどうぞ!

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