『マルケス:モルビデッリ救助について説明』
★1月30日のポルティマオテスト中、フランコ・モルビデッリ(ドゥカティプラマック)が転倒し、小高い地点で意識を失っていたところ、マルク&アレックス・マルケス選手(ドゥカティグレジーニ)により救助された。
その後、病院でCT検査を受けたところ、脳に問題がないと判明した。
★先日、グレジーニチームがジャカルタで会見を行った際、マルク・マルケスが同事故について次のように説明した。
「弟のアレックスと一緒に、フランコ(モルビデッリ)を救助しました…敵同士であったとしても、僕らは仲間ですから。
ポルティマオテスト中にレッドフラッグが提示された時、第8〜9コーナーに一番最初に差しかかって行ったのが僕達だったんです。
そうしたら、フランコがエスケープゾーンに倒れていて、意識もなかったんです。しかも、仰向けの変な体勢だったんで…すぐに弟と一緒にマシンを止めました。
マシンを路面に倒しておいて、フランコの方に駆け寄り、横向きに寝かせました…意識がない時、仰向けの体勢だと呼吸困難になって危険だから。
それで体勢を整えてやり、ライダースーツやヘルメットの前を開け、医療班が来るまで待って、その後、ビットボックスに戻ったんです。
初めに言った通り、敵同士であっても友達なんだから、ライバル陣のためにも最善を尽くしたいと思ってるんで。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo: Instagram)
大事に至らなくて本当によかった
マルケスの行動は当然と言えばそうなんだけど、咄嗟に判断できることが重要
>maxtuさん
いや、当然ではないんですよ。
走ってるライダーがバイク止めて駆け寄るなんてことは本来してはいけないこと(2次災害の危険性)なんですが、テスト期間中(マーシャルは必要最低限しかいない)である事と赤旗中断直後であった事から判断したんじゃないかなと思います。
特にマーシャルの人数はレースウィークと違って、救護班はピット出口で待機、各ポストは旗振り要員のみ。なんてことがザラなのでなかなか助けにいけません。
なのでマルケス兄弟のとっさの判断力はとても良かったと思ってます。
カルさん
テストでマーシャルは必要最小限という状況下をくんで、咄嗟に判断したからという意味ですよ
広いサーキットコース、観客もいなければメディアも少ないから離れた場所での単独転倒は当人じゃなくてもゾッとするはず
当然というのは合同テストは助け合いで成立していますからね
セナは率先して救助に行ってましたね。
仰向けの状態から横向けにして気道を確保するって、咄嗟の状況で判断できるのは流石だなぁ。
FIM、MFJ その他の緊急時レスキューマニュアルとかって公開されていないのでしょうか。
転倒者の意識が無い時にヘルメットを脱がすか否かをどう判断するのか、
我々が公道を走る際にも関係することだから、ちょっと気になりました。