『チェカ:ペドロサのライディングスタイルについて』
★ダニ・ペドロサ(38才)は2006年にホンダファクトリーからモトGP昇格し、2007/2010/2012年に総合2位を獲得した。
2018年末に引退し、2019年よりKTMのモトGPテストライダーを務めている。
ワイルドカード参戦は2021年の決勝で10位、2023年のスプリント/決勝でともに4位を獲得した。
★今シーズンもスペインGP(4/26〜)でのワイルドカード参戦が予定されているが、まだ最終決定ではない。
★最近、カルロス・チェカ(51才、2011年SBK総合優勝)が『Motosan.es』のインタビューで、ペドロサテストライダーのライディングについて以下のように話した。
【ペドロサテストライダーがワイルドカード参戦したら、まだ活躍できると思う?】
「どんなトレーニングをしているかに依るでしょうね…あと、現役選手らに対抗すべく、どんな準備をするかにもね。
当然のことながら、(ワイルドカード参戦するサーキットで)テストを2〜3回したら、大きな助けになってくれるでしょ…現役選手陣は、そんなことできないんだから。
KTMとペドロサ本人とで好みのトラックを選び、そこで何度もテストをして本番に挑めば…有利とまではいかなくとも、準備万端の状態でGP入りできるわけですからね。」
【ペドロサテストライダーのライディングスタイルについて、どう思う?】
「体格のせいもあるし、あのライディングスタイルのせいもあり、特殊なタイプのライダーでもありますね。
実際、そうでしょ…操縦してる時なんか、まるで他の選手の半分ぐらいの力で半分ぐらいの距離を走ってるような感じでね。
実に効率的なんですよ。ペドロサの操縦は、これまで見たどの選手と比べてもトップクラスで効率的なんですよね。」
【ヘレス・サーキットでの走りは、どう思う?】
「やはり、ペドロサにとっては大好きなトラックなんじゃないんですか…各種トリックも熟知してるし、最大ポテンシャルを発揮するにはマシンをどんな風に仕上げていけば良いかも分かってますからね。
本番までに何回かテストができるような、かなり戦闘力の高いライダーになるでしょう。」
【では、現役選手ら相手に戦っていける?】
「レース本番に関しては分かりませんね…かなりハードな戦い方をするアグレッシブな選手が何名かいますからね。
結局のところ、無駄なリスクを負ってまでレースに出るなんて、賢いこととは思えないが…ただ、もちろん、かなりハイレベルな走りをして、上位に出てくるとは思いますよ。」
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(Photo:Instagram)
ダニの走り直にまた観てみたい
茂木で観られたら良いな~