『ロッシ:ペッコには一生かけても返せないぐらいの借りができた!』
★4月26〜28日、スペインGPが行われた。
★28日(日)、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)が決勝でグリッド7位からスタートし、優勝した。
★今回は師匠であるヴァレンティーノ・ロッシ(45才、最高峰クラス7回タイトル獲得)がパドック入りし、決勝後、イタリア衛星放送『SKY』の対談で次のように話した。
【今回の決勝については?】
「ペッコは本当に凄かったですね…僕らは今シーズン中、ペッコに最高のものを注いでいきますよ。
ペッコはマルクをタイトル争いのライバルの1人とみなしているんだけど、そう言うアプローチをしてたでしょ…抜かれたら、速攻で抜き返してたじゃないですか。
それって本当に重要だと思いますよ…マルクって言うのは、相手を頭からガツガツ貪っていくタイプなんだから。ちょっとでも弱いところを見せたら、さらに喰い付いてくるんだしね。
とにかく、面白かったですね…皆、物凄いレースをしてましたよ。
ペッコ(バニャイア)なんか第1ラップから凄まじかったでしょ…最強でしたね。
(ペッコには)一生かけても返せないぐらいの借りができましたよ。今日のペッコぐらい物凄いことをして、(この借りを)返せるかどうか…。」
【マルク・マルケスとの競り合いも凄まじかった…】
「今日のペッコは完璧なラップを3回やってたじゃないですか…
ドゥカティ機を一番上手く乗りこなしてるってところを、何度も何度も見せつけてね…完璧なライダーですよ。まさに世界チャンピオンって走りでしたね。
マルケスとの対決は本当に素晴らしかった…簡単には勝たせないぞって、思い知らせてたじゃないですか。僕としても、心の底から満足できました。
終盤はマルケスの方がプラスアルファの力を持ってるようだったし、特に左折コーナーが強かったんですよ…最短距離で周ってましたからね。
でも、(ペッコは)見事でしたね…速攻で限界ギリギリの応酬をして首位を維持し、レースを勝ち取ったんだから。」
【バニャイア選手はスプリントは残念なことになってしまい…】
「昨日のことは、かなり頭にきてるようでしたね…スプリントでは他の選手に配慮せず、好き勝手に走る選手が何名かいるから。
でも、今日はドライレースで調子が良さそうだったし、好スタートも切れてたから。
10点満点のレースがあるとしたら、今日のペッコなんかまさにそれでしょ。」
【マルコ・ベッツェッキも久しぶりの表彰台で…】
「本当に良かったですよ…僕は責任がありますからね。(プラマック移籍の話した来た時)僕がVR46継続を強く勧めたんだから。
本人も信じて残ってくれたのに、マシン(2023年版)が大変だってなって、ここまで苦戦してしまってね。
ポテンシャルの大きな選手だし、マシンの力を引き出して0.2〜0.3秒削れるようするのは、ほんのちょっとの違いなんですよ。
一歩一歩、上手く作業してこれましたね。
今日なんか1列目スタートだったからチャンス到来って感じだったけど、表彰台は最高でしたね。
本人にとってもチームにとっても、今シーズン初なんだから。」
【ホルヘ・マルティン転倒については?】
「ミシュランタイヤは荷重の変化に対応できないんですよ…マルティンはコーナーでけっこうバンクさせてたし、差しかかった時の走りがわずかに強すぎたんですよね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(2024/11/23 18:53:57時点 Amazon調べ-詳細)
白T姿のヴァレはどこに居ても目立ってましたね
漂うオーラ感も半端ないっス
ポディウムでペッコ、ベスと3人で讃えあいながら映えショットしてる近く居たマルケスとは決して交じり合わない画のシニカルさに苦笑
この2人の雪解けは今後もなさそうで
確かに、抜き返せないとマルクに離されてた可能性は高かったから、すぐに抜き返してトップを譲らなかったのは見事だったし、ラスト数周でマルクを突き離して見せたのは本当にスペクタクルだった。
マルクも完全復活したようだし、今年のシーズンは面白いね。
メランドリがロッシとマルケスはいつか和解するって言ってたけど、このコメント見る限りは無さそうだな
仮に和解するとしてもマルケスが現役の時はないでしょうね
でも弟のマリーニはマルケスと割と話すみたいだし、弟子たちも今回のような熱いバトルをマルケスと繰り返してたら関係も変化していくかもしれない
ミシュランが荷重の変化に対応できないというのは貴重な知見。
ホンダの転倒グセもそのあたりに原因があるのかもしれない。
ペッコには借りが出来た、ベッツェッキに対して責任がある、と言えてしまうロッシは凄いなと思った。
調子が悪ければ自己責任なんて決して言わないんでしょうね。全責任は自分が負うっていう覚悟が感じられて、人間性としてもジジのようでこれは慕われるでしょう。
まだまだロッシ伝説は続くんでしょうね。パルクフェルメでマルケスとは一切、干渉がなかったのには苦笑でしたが、この感じならいつの日か打ち解ける日が来るんじゃないかと思ってます。
今日の走りを見てもマルケスのプレステ走りはもう治らないと思っていいでしょう
クリーンな戦いをするマルケスになってたらロッシも多少は歩み寄る意思があるのでは無いでしょうかね?
本人はあの無茶苦茶な走りをするマルケスに何度もレースを台無しにされた経験がありますし和解をすることは無いでしょうね
ペッコには一生かけても返せないぐらいの借りができましたよ。
って、なんで?
アウディ傘下のドゥカティだらけの中、サインツ親子が
プレゼンターで出てきたときは「おおっ」ってなった
Jrのアウディ移籍の布石かと深読みしてしまった
スペインじゃサインツ親子とマルケスならどっちが知名度あるんだろう?
>ペッコには一生かけても返せないぐらいの借りができましたよ。
>って、なんで?
もう自分が一生サーキットで勝てないライダーを弟子が代わりに負かしてくれたからでしょう
ミシュランの件はチームは対策として空気圧下げて対応したいのを、耐久性に問題るからと高く設定し規制しているからね。
昨年の問題を今年も解決出来ていないのはサプライヤー失格でしょ。
私怨だなぁ