リンス『日々前進してるって実感がなかった…ムジェッロテストが楽しみ』

『リンス：日々前進してるって実感がなかった…ムジェッロテストが楽しみ』

★5月10〜12日、フランスGP（ル・マン）が行われ、アレックス・リンス（ヤマハファクトリー）が予選16位、スプリントは転倒リタイア、決勝15位だった。現在、総合20位（-122ポイント）に就いている。

★ここまでの10レース中、今回は3回目のポイント獲得となった。

★リンス選手のコメント。

【今回の決勝については？】
「本当に厳しかったです…序盤から前の選手（マリーニ）を抜くのに、かなり苦労してしまって。とにかく、それが一番の問題だったんですよ。
序盤はフロントタイヤがちょっと高めで、順位を少し落としてしまったんですが…その後、ずっとマリーニの後ろで身動きが取れなくなってしまって。
直線コースでもブレーキングでも、なんとか抜こうとアクセル操作を駆使し、良い走行ラインに入ろうと頑張ったんですけどねぇ。
でも、本当にどうにもできなかったんです…マリーニがずんずん進んで行っちゃって。とにかく、これが一番大きな問題でした。」

【しかし、第13ラップで遂にマリーニ選手を抜き…】
「今週末、色々と問題は抱えていたものの…単独走行になってからは、それなりに上手くコントロール出来ました。
マシンを止めるときの問題を抱えつつ…ブレーキに問題があり、コーナー進入では滑りまくってたけど、1分32秒前半で走ってました。」

【明日からムジェッロテストだそうで…】
「今週末は情報収集をし、色々と突き止めるためのものだったんですよ…日々前進してるって実感がなかったもんですから。
今はきちんとリセットできるかどうかが重要で…ムジェッロテストは大切ですからね。改善できるかどうか楽しみですよ。」

（参照サイト：『Motorcyclesports.net』）
（Photo：Instagram）