MotoGP

ホンダ『改善には少なくとも6〜7ヶ月はかかるだろう』サンティ・エルナンデス

『エルナンデス:改善には少なくとも6〜7ヶ月はかかるだろう』

★ホンダでマルク・マルケスのチーフメカニックを長年務めていたサンティ・エルナンデス氏は、今シーズンからジョアン・ミールを担当している。

★フランスGP中にエルナンデス氏が、『Relevo』のインタビューで次のように話した。

【コロナ禍以降、ホンダはマシン開発に苦戦し、リザルトも低迷しているが…】
「ホンダは、現在の立ち位置に満足しているようなメーカーではありません…現在、懸命に作業を進めています。
ただ、モトGPのようなプロジェクトでは、たまたま妙案を見つけ出しでもしない限り、改善には少なくとも6〜7ヶ月はかかると思っていなければ。
実際、KTMやアプリリア、ドゥカティも改善の鍵を見つけるまでは、そんな感じだったじゃないですか。
そして、そこから築いていくわけで…現在、ホンダは一番の問題点を探っているところで…それを解決し、そこから築いていこうとしてるんです。
今になって、ホンダが懸命に作業しているってわけじゃありませんよ…それじゃあ、まるで去年はそれほど頑張ってなかったみたいじゃないですか。
おそらく、以前よりも動きが活発なことは見えてるんじゃないんですか…それはリザルトが出ないからなんです。
タイトル争いをするのと、トップ10入りを目指して改善するのでは話が違うんですよ。」

★なお、ホンダは5月14〜15日にムジェッロサーキットでテストを行った。同テストにはヤマハも参加した。

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

created by Rinker
明日香出版社
¥2,090
(2024/07/27 08:59:54時点 Amazon調べ-詳細)

POSTED COMMENT

  1. ジジィ鑑賞勢 より:

    2021版から既に今と同じ挙動特性を繰り返して改善される兆しが一切無く泥沼にハマってる様にしか見えないけどな

    ぶっちゃけホンダ的には8耐みたく鈴鹿を走るレースの結果だけ出れば良いんじゃね?

  2. としあき より:

    決定的に変わったの22年型からだよ?

  3. ストロングゼロ美 より:

    そんな事言ったらヤマハなんかビニャーレス在籍以前からタイヤにセンシティブなの全く変わってないけどな

  4. nanasi より:

    開幕前テストではそこそこの評価
    開幕したら絶不調
    ブラドルが良いと言ったものが全然良くない
    開発陣が迷走する
    どうやったらこの悪循環から抜け出せるんですかね

  5. きゃめる より:

    長く掛かるのは知ってる。ちゃんと見ててあげるから根気よく頑張ろう。

  6. maxtu より:

    確かに
    ヴァレンシアテストではマシンも大きく変わって評判も上々だった覚えがあるね

  7. 田中 より:

    27シーズンを見据えるんじゃない。
    現レギュレーションの間は……。

    ダニが抜けから全盛期の#93仕様のまま。リンスが辛うじて1勝しただけ。

  8. そやろ より:

    ポル・エスパルガロの時も
    テストや開幕戦じゃ調子よく

    しかし駄目でした

    去年はまだ良かった

    今年は更に悪化(開幕前のテストは悪くなかった ただ他メーカーが更に良くなった)

    WSBKは ずーっと低迷
    レイが居た時はまだボチボチ ライダーのお陰で良い結果も有ったが

  9. としあき より:

    >ダニが抜けから全盛期の#93仕様のまま。
    22年からポル・エスパルガロの意見が採用されて
    それまでと全く異なるリア重視のマシンになったけど
    どこらへんが93仕様のままなの?

  10. NSR50 より:

    確かにポルが要求してたリアステアのマシンを22年に開発したけど、テストと開幕以降全くダメで復帰したマルクもその特性に満足してなかったし、それ以降低迷してる感じだね。
    以前のホンダ機はガチガチに固めたフロントを武器にハードブレーキングしながらコーナーに突っ込んで行って、小柄なマシンでクルッと回って、あとはエンジンパワーと電制任せのフル加速みたいな感じだったけど、あれはマルクでこそ生きたマシンだったのかとも思う。

  11. としあき より:

    >NSR50さん
    ジョアン・ミルは本来ブレーキングが強いライダーだし
    以前のHONDA機でならうまくアジャスト出来たかもしれないですが
    ダニよりもマルクよりも高い身長181cmがネックかな
    今いるルカ・マリーニも184cmあるもんだから
    仮に当時テイストのマシンであっても2人とも窮屈だったかもですね

    このデータ重視の時代に以前のデータが全く参考にできないほどの
    大幅仕様変更を行っちゃったのがそもそもの間違いだと思いますよ
    ドゥカティもアプリリアもKTMもそこまでの大幅変更って最近してませんから

  12. なし より:

    頑張って無いから今じゃ無いの?マルケスだけ勝てたら良いと胡座をかいた結果にしか見えないけど。この難しいマシンの神経質さは他のライダーも苦言を出してたと思う。そんな意見を聞かずに開発の方向性を間違った結果にしか見えないけど。

  13. としあき より:

    >他のライダーも苦言を出してたと思う。そんな意見を聞かず
    全く違います
    中上貴晶曰く22年型以降長年のマシンのデータの連続性が完全に途絶えた結果
    ベースのセッティングも何もなくなり対処は各自任せ
    4人の各ライダーはそれぞれ独自にバイクを開発して良いことになり
    全員自分の好きなシャーシを選び走行データおろか
    改善アイデアの共有すらも何も出来ない状態だったそうです
    (だって各自で仕様が違うから)
    これはインタビューで中上が明らかにしています
    誰の意見も聞かないどころかその真逆
    つまり船頭多くして船山に登る状態ですね

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP