『2024 イタリアGP モトGP 予選リザルト&トピックス』
★6月1日(土)、イタリアGP モトGPクラスの予選が行われた。
★トップ12内はドゥカティ6名、アプリリア4名、KTM1名、ヤマハ1名。
★なお、今年のインドGP(9/20〜22)は中止が公表され、代わりに延期となっていたカザフスタンGPが開催される。
★ドゥカティ
首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。セッション終了まで10分もあったが、早々に1’44.504を記録し、コースレコード更新(※最近、セッション終盤は渋滞や黄旗などで混乱状態になることが多く、PPタイムは序盤に記録されることが多い)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは6位(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。予選1でコースレコード(1.44.726)を記録し、首位で通過(※なお、同記録は10分ほどで他選手に更新されてしまった)。
2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。1.44.547を、やはり2周回目で早々に記録。レコード更新を狙っていたようだが、第4セクターのコーナー立ち上がりでマシンが暴れてしまった。昨日、「44.2秒台も可能だろう」と言っていた。パルクフェルメでは、「ペースが良く、多分、マルティンよりもちょっと良い」と発言。なお、金曜セッションで降格処分を受けているため、スプリントはグリッド2位だが、日曜決勝はグリッド5位スタートとなる。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは5位。けっこう速い。
4位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ、昨年はホンダファクトリー)。第1〜2セクターで区間最速を記録したが、第3セクターでフロントが切れ込み、スリップ転倒。
チームメイトのアレックス・マルケスは8位。
14位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46、昨年はドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは16位(VR46ライダーズアカデミー)。
※ドゥカティ勢ではVR46チーム両選手が、唯一予選2へ進出できず。
★アプリリア
3位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。本人談「ここはドゥカティ機が直線コースで、プラスアルファの力を出すから」。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは9位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは22位。ワイルドカード参戦。
11位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは12位。予選1を2位で通過。
★KTM
7位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。2025年よりKTMファクトリー昇格決定。KTM勢で唯一の予選2進出。セッション序盤、超低速走行の兄マルケス選手に遭遇し、僅差で避けた。危険な状況だったが、レースディレクション検証はなかった。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは20位。
13位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは19位。
テストライダーのポル・エスパルガロは21位。ワイルドカード参戦。
★ヤマハ
10位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー、昨年はホンダLCR)。今回は好調。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは15位。
★ホンダ
17位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは24位(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。
18位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR、昨年はドゥカティプラマック)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは23位。
『2024 イタリアGP モトGP 予選2リザルト』
『2024 イタリアGP モトGP 予選1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
今度はマルク・マルケスにペナルティ必要じゃなかった?