バニャイア転倒『ミスをしました…完全に僕の責任です』

『バニャイア：ミスをしました…完全に僕の責任です』

★8月3日（土）、ブリティッシュGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー）が、予選2位、スプリントで転倒リタイアした。

★第5ラップの方向転換後にフロントが流れて転倒した。

★スプリントではチームメイトであるエネア・バスティアニーニが優勝したおかげで、バニャイア選手は総合首位を固持した（※2位マルティンと1ポイント差）。

★バニャイア選手のコメント。

【スプリントでの転倒については？】
「スタートはかなり良かったんですが、第1コーナー進入で4位まで後退してしまい…下降デバイスのせいなんです。
序盤ラップはリアで苦戦してしまい、その後、追い上げて上位3名に迫って行ってたんですが…かなりスピードが出た状態で、進入を早まって転倒してしまいました。
予選ではかなり高いレベルを維持しつつ、高速タイムでトップ10入りできましたね。スプリントでは（首位の）エスパルガロを抜いて、優勝争いをする自信はあったんですが…転倒してしまいました。
避けられるようなミスだったので、完全に僕の責任です…チームに謝りました。ムカつきはしたけど、転倒の原因が分かってる時は楽に修正できるんで。」

【日曜決勝に向けては？】
「タイヤコントロールが重要ですね…決勝では確実に速い走りができると思ってます。
あと、燃料温存も今週の課題でしょう…マルティンが他の選手より燃料を食ってるようで、あと、バスティアニーニもそうですね。ただ、シルヴァーストンの場合は仕方がないんですよ…アクセル操作の多いトラックなんで。
僕は強い走りができてるけど、バスティアニーニもそんな感じで…あと、アプリリアのポテンシャルを理解しておく必要があるでしょうね。
今日のエスパルガロはフロントタイヤの選択をミスり、ブレーキングやコーナー進入は思い通りに行ってなかったようなんで。でなければ、もっとマージンがあったはずなんですよ。
アプリリア機は加速地点で物凄いんですよ…でも、僕は僕なりに頑張れると確信してますから。」

【予選ではマルク・マルケスが、好スリップストリームを求めて待ち伏せしていたが…】
「然るべき地点に就いたなら、他の選手の後ろに付くために止まるなんて理解できないですね。
見ていて気持ちの良いものじゃないんで…そう言う行動は、モト3選手らに対して悪い見本になってしまうでしょ。
スチュワードパネル（審判団）の代表がサイモン・クラファーに替わったら、こう言うことはなくなって欲しいですね。現状にもっと注意を払うべきなんじゃないんですか。」

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（参照サイト：『Motosprint』）