『ボスコスクーロ:土曜日に、オグラは好結果を予言していた』
★10月27日(日)、タイGPのモト2クラスでアイ・オグラ(23才)が、決勝2位だった。
★総合順位では後続と60ポイント差となったため、モト2クラスの総合優勝が確定した。
★モト2クラスは大半の選手が『カレックス』製フレームを使用しているが、オグラ選手は『ボスコスクーロ』製を使用している。
★今シーズン、『ボスコスクーロ』製フレームを使用している4選手の総合順位は以下のとおり。
首位アイ・オグラ(MT Helmets – MSI、261ポイント)
3位セルヒオ・ガルシア(MT Helmets – MSI、−82ポイント)
4位フェルミン・アルデゲル(Beta Tools SpeedUp、−86ポイント)
6位アロンソ・ロペス(Beta Tools SpeedUp、−93ポイント)
★『ボスコスクーロ』製フレームは、当初、『Speed Up』と呼ばれていたが、2021年よりモト2クラス用プロトタイプは現在の名称となった。
『Speed Up』社はイタリアのオートバイ製造会社で、モト2クラス設立時より自社製フレームを使用したチームを参戦させている。
★モト2決勝後、『Speed Up』社代表であるルーカ・ボスコスクーロ(52才、イタリア出身、元世界選手権レーサー)が次のように話した。
"Quest'anno avevamo capito da subito che potevamo farcela. Grande soddisfazione aver vinto il titolo con solo quattro piloti schierati e felice per Ogura reduce da un 2023 complesso" https://t.co/SdPQrxrGQu #lucaboscoscuro #aiogura #teammthelmetsmsi #moto2 #buriram
— GPOne.com (@gponedotcom) October 27, 2024
【『ボスコスクーロ』製フレームを使用しているオグラ選手が、今年のモト2チャンピオンとなったが…】
「本当に嬉しいですね。まだ、きちんと飲み込めてないんだが…多分、夜になったら喜びをしっかり実感できるでしょう。
夢みたいな話でねぇ…私は二輪レーサーとしてキャリアを始めたが、チームを作り、世界タイトルが取れるようなオートバイを作り上げる方が遥かに大きな満足感を味わえますよ。
強いて言うなら、うちの選手らでもって最後の最後までタイトル争いを続けられてたら良かったんですが…しかも、今回、アルデゲルが片手を負傷し、マレーシアは欠場確定、ヴァレンシアは未定って状態ですからね。
まぁ、とにかく、一緒に働いてるスタッフ陣にとっても、良かったですよ…うちの妻にとってもね。妻には辛抱させてきたし、とにかく支えてもらってきたんで。」
【モト2クラスは選手のほとんどが、『カレックス』製フレームを使用しているが…】
「『ゴリアテに勝利したダヴィデ』とでも言うか…とにかく、24台が『カレックス』製フレームを使っていて、うちのは4台だけなんですからね。
たった4選手しか使っていないオートバイがタイトルを取るなんて、まさに『良い仕事をしましたね』ってことでしょ。
まぁ、すべて順調ってわけではないものの、うちの選手4名が総合6位内に入ってるんだから…既成事実ってことですよ。」
【無謀な戦いに挑んでいると思ったことは…?】
「あちこちで、そう言われてきましたよ。ただ、二輪レーサーだった頃も、そう言われてましたからね…『誰になんと言われたら、そこまで危険を冒す気になれるんだ?』なんて言われたが、そう言う気持ちってのは自分の中から生まれるもんでしょ。
私は挑戦するのが好きなんですよ…難しければ難しいほど、はまってしまうんでね。二輪レーサーになった時だって、当時はヴェネト出身の選手なんかいなくって…あの辺はレースが盛んじゃないから。
でも、最終的には世界選手権にまでたどり着けたし、なにかしらの結果を出すことはできましたよ。まぁ、今、挑戦してることの方が大変だけどね。」
【今シーズンは、最初から4選手とも好調で…】
「そうですね…おかげで、『今年はイケるんじゃないか!』って早々に感じてました。
オグラのことも大満足ですよ…去年は大変なシーズンを送っていたのに、今年はレース優勝も何回か決めてたじゃないですか。
昨日なんか、『明日は上手くいくだろう』って予言してましたからね。本人は、毎回、トップに立つことを重視し…今日だって、それを目指してたんだから。
私なんか、ピットボックスの中でぶるぶる震えてしまって…それは認めますよ。
とにかく、正直な話、オグラは本当に素晴らしいシーズンを送ってきましたよ…最初から絶好調ってわけじゃなかったが、どんどん右肩上がりになってね。」
(参照サイト:『Gpone』)
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ボスコスクーロの旦那の晩酌は旨いだろう。
今後はこの成績の維持となるから大変だと思うが1丁やり続けて勝って欲しい、最高に格好いい。
いいフレームって事が証明されましたね。
おめでとうございます!
小椋選手は23年にカレックスフレームに合わなかったからボスコ+ピレリはバッチリで良かった!
来年はボスコスクーロのフレームを
使いたいって言うチームが増えるのでは?
世界チャンピオンを取れて良かったですね。