
『兄エスパルガロがマルティン現状を説明:身体もぼろぼろだけど、メンタルの方が重症…』
★カタールGP決勝で転倒負傷したホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)は4月20日に退院し、数日後にはスペインへ帰国する予定である。
★4月18日、アレイシ・エスパルガロ(ホンダテストライダー)が西サイト『Marca』で、親友マルティン選手の現状について説明した。
【マルティン選手の具合について、何か聞いてる?】
「とりあえず、命の危険はないようだけど、ケガ自体は本当に重症で…だから、カタール病院の集中治療室に何日か入ることになったんですよ。
身体の方もかなり重症だけど、メンタルの方がねぇ…けっこうなショックで…対応が難しいでしょうね。すでに2回連続でケガして、シーズン序盤を欠場してるんだから。
まったく、こんなことになるなんて…今年の夏は、ホルヘのそばで過ごそうと思ってるんですよ。そうすれば気も紛れるだろうし、きちんと治していけるでしょ…とにかく、まだまだ若いんだから。
まぁ、僕ら皆、けっこうなショックでしたよ。」
【連絡は取り合っているの?】
「ご家族の方ともホルヘ本人とも、毎日電話してます。まだ痛みが酷いらしくて…肺の問題もあるし…海の向こう側で、機械に繋がれてるんですからねぇ。かなり複雑な状況みたいですよ。
できるだけ早くスペインに帰国できると良いんですが…もう1週間かかるなんてことじゃなく…早く快復できるようにね。」
【ところで、今年はマルク・マルケスが大活躍しているが…どう思う?】
「ライバル選手らにとっては、(マルケスに)勝つのは至難の業でしょうね…いくつかの要素が絡み合ってるんだから。
まず第一に史上最強と言っても良い選手なわけだし…今は最強マシンに乗ってるでしょ。あと、一目瞭然だと思うんだけど…スピードも出てるし、成熟度と言うか…冴え方がねぇ。すべてに目が届いてるって感じでしょ。
どんな状況にも即対応って感じで…A案からC案まで用意万端なんですよ。訳の分からない操縦をしてるし…とにかく、あれを止めるのは無理なんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)