
『エスパルガロ:ホンダ機とアプリリア機の違いは?』
★4月25〜27日、スペインGPが行われ、モトGPクラスにワイルドカード参戦したアレイシ・エスパルガロ(ホンダテストライダー)が予選19位、スプリント18位、決勝17位だった。
★4月24日、木曜会見でエスパルガロテストライダーが次のように話した。
【今回のワイルドカード参戦については?】
「今年、僕自身はレースに出るつもりはなかったんですが、ホンダ側の希望だったんで。
僕としても、色々と試すには丁度いいですからね…テストよりレースウィーク本番の方が、がっちり試せるから。
今回の僕のマシンは(正規選手らとは)けっこう違っていて…試さなきゃならない物が大量にあるんです。
ホンダは懸命に作業を進めてるし…自分達の進み具合を確認するためには、今回はテスト向きのトラックでしょうからね。」
【テクニカルディレクターのロマーノ・アルベジアーノについては?】
「良く話をしますよ…僕ら2人ともアプリリアからの移籍だし、彼のアイデアに関しては全て直接話し合ってます。
テストで試してる最中なんですが…ホンダ内で尊敬されるようになりたいもんですね。あと、正規選手らにも高く評価されたいです。
テストライダーとしては、シーズンを通して正規選手が伸びてくれるのが一番のご褒美だから。」
【現在、ホンダ内ではプライベーターのヨハン・ザルコがトップだが…】
「セパンテスト最終日、僕はけっこう満足してたんで、ジョアン(ミール)やルーカ(マリーに)にはこう言っておきました…『(現在のホンダ機は)タイトルが取れるようなマシンではないが、きちんと機能はしているよ。多分、(去年、リタイアする前の)僕の順位あたりを戦えるんじゃないかな』ってね。その後、色々と整理したら、今は皆の戦闘力が少し上がってきてるでしょ。」
【ホンダ機とアプリリア機の違いは?】
「ホンダ機は素晴らしいですよ。フロントエンドが実に良いんですよね…けっこう遅めのブレーキが可能なんです。
安定性については、僕はアプリリア機より上だと思いますよ…こっちの方が操縦がちょっと楽なんで。アプリリア機の方が少し神経質な感じですね。
ホンダ機はグリップを改善し、特にエンジンに手を入れていくべきでしょう。
あと、振動を少し抑えないと…そこがちょっとアキレス腱になってますからね。このマシンのパフォーマンスは、現在、正規選手らが披露してるものより上だと思うんですよ。
でも、チャタリングが出るから…つまり、多くのトラックで本来の速さが出せずにいるってことなんです。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ミルもマリーニも献身的なライダーではありますがまだチームを引っ張るには若いですしマシンに関する知見という点でもそれほど経験を持っていたわけでも無い中で悪戦苦闘していたのがよく判るコメントですね
ザ・キャプテンことアレイシ兄貴が開発面でもメンタル面でも二人の力になってくれる事を期待します。
ほんと明らかにアレイシはザルコは無視した言葉遣いをしますね。
ホンダ側は頑なにザルコの名前を出しませんが、やはりワークスを差し置いてホンダトップの成績を出しているのが気にいらないのか
今回のテストもザルコには新エンジンのテストは無しと言うし
原文を読むとアレイシはザルコを意図的に無視して答えている訳では無いと判ります。
(そもそもインタビュアーはザルコについて質問している訳では無いので)
フルバンクさん ハンスさん
原文を読むとアレイシはザルコを意図的に無視して答えている訳では無いと判ります。
(そもそもインタビュアーはザルコについて質問している訳では無いので)
ザルコのリザルトがアレイシなら考える今のホンダ機の妥当なリザルトって考えているって事で言及してないではないのですかね?