MotoGP

『マルケスはロッシを超えることだけを励みに頑張ってる…』フォンシ・ニエト

『ニエト:マルケスはロッシを超えることだけを励みに頑張ってる…』

★10月24日(土)、オーストラリアGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が、予選首位、スプリント首位だった。

★現時点の総合順位は以下のとおり。

首位マルク・マルケス(365ポイント、ドゥカティファクトリー)
2位ホルヘ・マルティン(−10ポイント、アプリリアファクトリー)
3位マルコ・ベッツェッキ(−50ポイント、アプリリアファクトリー)

★スプリント後、フォンシ・ニエト(47才、元プロ二輪レーサー、アンヘル・ニエトの甥)がスペイン紙『AS』で次のように話した。

[ 前半『今年のタイトル争いは、日曜決勝ではなく土曜予選で決まるだろう』はこちら ]

【兄マルケス&マルティン選手の、それぞれの長所短所は?】
「ホルヘの強みは、今までは予選が上手いことだったんだけど…アプリリア機の場合、どうしてだか苦戦してしまう週末があるんですよ。ホルヘとチームは、多分、その辺を重点的に改善しなければならないんじゃないの。
マルクの方は、弱点が1つだけだろうね…エゴが暴走してしまうことですよ。そう言う時はミスを犯しかねない。」

【兄マルケス選手のエゴとは…具体的に言うと?】
「そもそも弱点がほとんどない選手だから、あえて言うんだけど…自分がやってるようなことを、他の選手からやられると腹を立てるんですよ。
極端なオーバーテイクをされるとか、スペースを塞がれるとか…その手のことなんですけどね。いわゆる…イライラさせられた時です。イライラさせられるとマルクはムカついて、抑えられなくなってしまうんです。
一方、現時点での最大の強みと言えば…経験値の高さと、既に9回タイトルを取ってると言う実績でしょうね。10回目タイトルを獲得するぞって気持ちは、絶対に胸の奥深くに刻みつけられてると思いますよ。」

【10回目タイトルと言うのは、兄マルケス選手にとってそんなに重要なの?】
「肩や腕があんな状態の中、日々、それを励みにしてるのでしょう…毎朝、トレーニングのために起きて努力し続けるのは、そのためだと思うけどね。
モチベーションをどっかから引っ張ってこないとね…偉大なスポーツ選手ってのは、それを見つけられるものでしょ。引退した時、なぜここまで登りつめることができたのかと訊かれると…『ライバルのおかげです』って言うじゃない。
ロッシ対ビアッジ然り、ラリー・バード対マジック・ジョンソン然り…レジェンド選手ってのは全員、ライバルがいて、そのライバルのおかげで最終的な地位を手に入れるものでしょ。」

【確かに…もしかして兄マルケス選手の励みって、ロッシ元選手が逃した10回目タイトルを獲得することなの?】
「そりゃあ〜そうでしょ。現在、マルクは特定の選手相手に戦ってるんじゃなく…ロッシ相手に戦ってるんだと思いますよ。
あのヴァレンティーノ・ロッシなんだからねぇ…誰だって超えたいって思うもんでしょ。」

【もし兄マルケス選手が10回目タイトルを獲得したら…ロッシ元選手はムカつくと思う?】
「そりゃあ〜ムカつくでしょ…ムカつかないわけがないんだから。スポーツ選手ってのは、引退したら『ハイ、おしまい!』ってわけじゃない…死ぬまでスポーツ選手なんだからねぇ。」

[ 完 ]

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter Instagram)

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