『ロッシ:1周タイム好調、レース距離いまいち』
★10月4日(金)のブリーラムGP、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が午前FP1で6位、午後FP2で5位だった。FP総合は5位。
★同トラックはT1/T2セクターに長い直線コースがあるため、理屈ではドゥカティ/ホンダ機のエンジンが同トラックで有利なはずだが、今日はヤマハ機が好調でFP総合ではトップ5内に4機が入っている。なお、昨年の同GPでもヤマハ機は好調だった。
★ただし、ロッシ選手の見立てによれば、レースでは各マシンの実力が変わる可能性があるとのこと。
★ロッシ選手のコメント。
「良い金曜日だったってことは確かですね。ヤマハ勢が速く、1周タイムで良い仕事をしていたから。ただ、ペース面には手を入れていかないと。レースに向けて、もうちょっと作業はあります。
ここのトラックは良いフィーリングが掴めてはいますけどね。タイヤも上手く機能し、良い動きができてますよ。」
【しかし、なにか懸念事項がありそうだが…】
「マルケスはFP2でタイムアタックしてないんですよ。ずっと同じタイヤで走っていて…それが一番強い走りができるタイヤなんですよね。あと、ドヴィツィオーゾやミラー、リンスも良いペースを出してるから。
うちは柔らかめタイヤでは良い動きをしてるけど、レースだとリアタイヤにストレスをかけてしまうから。しかも、僕の場合、他のヤマハ選手よりT2セクターで苦戦してるんですよ。」
【今日は新マテリアルではなく従来のものを使っていたようだが…】
「(ミザノGP前に行われた)ミザノテストでは将来に向けての作業をしようって決めたんですが、アラゴンではリアタイヤ消耗でかなり苦労しましたからねぇ。
それで、新旧マテリアルのいくつかを比較してみることにしたんです。それぞれのパフォーマンスを把握しておこうと思って。」
【例えば、2本出しマフラーをアルミ製スイングアームに使うこともできるの?】
「できますよ。新旧とり混ぜて使えるようになってるんで。」
【マルケス転倒について、どう思う?】
「あそこのコーナーはかなり危険なんですよ…走り初めのラップでは特にね。気温が高いから、かなり固めのタイヤを使うえ、左折コーナー3ヶ所超えたら、速攻で右折しなければならないから。」
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
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