MotoGP

クラッチロー談2『ホンダ機とは、どんなマシン?』

『クラッチロー:ホンダ機とは、どんなマシン?』

★カル・クラッチロー(ホンダLCR)が5月15日のインタビューで、次のように語った。

[ 前編はこちら ]

【話は変わって…今年の冬季テストはどうだった?】
「けっこうポジティブでしたね。(テストでは)あちこちで問題が浮上してくるけど、でも、問題が出るってことは改善に向けてきちんと情報提供できてるってことでしょ。
うちはヴァレンシアでもセパンでも上手く作業できたし、ホンダはエンジンと電制システムに上手いこと手を入れてくれたんで…あとは車台の感触を改善していくことかな。カタールテストの時、初めて、エアロダイナミクスを変えなければならないってことが分かったもんだから。」

【冬季テストではマルク・マルケスが万全の状態ではなかったから、クラッチロー選手が開発に貢献していたそうで…】
「常に重要なことでね。このライディングスタイルのお陰で、偏らない情報を提供できるんだから。あと、自分はマシンについて上手く理解できる方だし、感じたことを明確に伝えることもできる方なんでね…どこが良くて、どこが悪いかってことを。
マルクはどんなマシンに乗っても、どんなタイヤをあてがわれても驚異的に速いんすよ。世界中、どこを探したってマルクみたいなのはいないだろうね。僕みたいなライダーはたくさんいるけど。
誰もがマルクみたいだったら、みんな勝ってしまうでしょ(冗)。」

【ホンダ機とは、どんなマシン?】
「(ホンダに移って)1年目は、このマシンのことがなかなか掴めなくってねぇ…まぁ、リザルトは良かったんだけど。
このマシンだと、とにかくプッシュしまくらなければならないんすよ。とにかく、アグレッシブに走らないとならない。
2年目になったら、もっと良く分かってきて…自分がマシンに合わせていかなければならないんすよね。皆、独自のDNAがあるんだから。
ホンダ機ってのはコーナー進入が素晴らしく、ブレーキングで走行ラインを修正していけるんで、ライダーが余裕を持てるんすよ。上手くコントロールできるぞって感じで…レース終盤なんかは特にそんな感じっすね。」

【ホルヘ・ロレンソはそれができずに苦労していたが…】
「もしあのまま続けてたら、上手く合わせていけてたでしょ。ただ、ライダーってのは辛抱ができないもんだから。
あの時のホルヘの状況は良く分かりますよ。勝利ライダーが、やっとこさっとこベスト10入りしてたわけでしょ。
あのバルセロナとアッセンでの転倒の後、ホルヘが今までのような操縦ができなくなったからって責められないわけでね。あれは本当に大きな事故だったんだから。
ホルヘって言うのは、とにかく5回タイトル獲得のチャンピオンライダーで、マシンの操縦には長けてますよ。」

[ 後編に続く ]


(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)


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POSTED COMMENT

  1. KG より:

    >僕みたいなライダーはたくさんいるけど
            ↑
    イヤイヤ、唯一無二でしょ。

  2. ジョルジョ99 より:

    ドカとホンダで2タイムチャンプのケーシーって、やはり天才だったんだねぇ。

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