MotoGP

ロッシ『ペッコには惚れ惚れする…ドゥカティ機をあんな風に操る選手は久しぶりだ』2021アメリカズGP

『ロッシ:ペッコには惚れ惚れする…ドゥカティ機をあんな風に操る選手は久しぶりだ』

★10月2日、アメリカズGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)がFP総合15位で、予選1 で10位となった。なお、スタートグリッドは20位である(最下位の1つ前)。

★ロッシ選手のコメント。

「昨日よりは良い感じで…FP3は酷かったけど、FP4ではペースが上がりましたからね。
予選は、1本目のタイヤはそれほど悪いタイムではなかったけど、2回目の出走で渋滞に遭遇し…プッシュして頑張ったら、フロントが流れてしまったんですよ。
残念ですよ…かなり後方スタートになってしまってねぇ。ペースだって、たいして素晴らしくもないんだし…。」

【どんなレースになりそう?】
「体力的には確実に厳しいレースになるでしょう。天気予報だと明日が一番暑くなりそうだから、タイヤ選択にも影響するだろうし。
フロントタイヤは、大多数の選手がハードにすると思うんですよ…でも、リアはなんでも有りでしょう。ソフトにするマシンもあるだろうし…ヤマハ機は無理だろうけどね。うちはミディアムかハードにするつもりなんで。」

【今日は愛弟子バニャイアがPPを、異父弟マリーニが3列目スタートを獲得していたが…】
「ペッコ(バニャイア)は3回連続PPで、あっと驚く周回でしたね。絶好調って感じだし、あの走りっぷりには惚れ惚れしますよ。ドゥカティ機をあんな風に操縦する選手なんて、本当に久しぶりって感じで。
ルーカ(マリーニ)の方は、この間のミザのテストで大きく前進しましたね。予選9位は本人の実力を、より表していると思いますよ…『ランチ』の時もドゥカティ機に乗ってる時も、トレーニングではいつもかなり速いんだから。良いレースができると良いんですけどね。」

【そう言えば、VR46ライダーズアカデミーにアルベルト・スーラと言う新弟子が入ったそうで…】
「イタリアの若年ライダーがモトGPまで上がってこれるようにするのが、うちの任務ですからね…実際、これまでそうしてきてるわけだし。
スーラはすぐに才能のあるライダーって感じがしたし、既にうちで1年間トレーニングをしてきてるんですよ…まずはどんな性格かを、見極めなければならないんでね。うちはマナーの良い、シンプルなタイプが希望だから。
うちのアカデミーも軍隊みたいに、ちょっと『しごき』があると言うか…上層部に気に入られる必要があるんですよ(冗)。スーラは間違いなく速いし、性格も良いように思いますね。」

【ところで、今日のSBKポルトガル戦でトプラク・ラズガットリオグルが、2004年のセパン戦後にロッシ選手がやっていた『お掃除ギャグ』を再現していたが…】
「あれをやったんですか…そりゃあ良い(笑)!
トプラクはモトGPでも速いと思うんですけどねぇ…マシンのコントロール能力が高いし、流行りのライディングスタイルをしているわけだし。まだまだ若いんだから、こっちに来れるチャンスがあると良いんですけどね。」


(参照サイト:『Gpone』)

ヤマハはクアルタラロー専用機を作っているのか?って話は、『サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPまとめ』でどうぞ!

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