『ダッリーニャ:2022年開幕時からタイトル獲得イヤーになるかもしれないと思っていた』
★11月13日(日)、SBKインドネシアラウンドのレース2でアルヴァロ・バウティスタ(ドゥカティ)が2位となり、今年の総合優勝を決めた。
★今年のドゥカティはモトGP/SBKともに快調で、以下のタイトルを総なめにしている。
・モトGP
ライダー部門(フランチェスコ・バニャイア ※なお、総合3位はバスティアニーニ)
コンストラクター部門
チーム部門
ルーキー・オブ・ザ・イヤー(マルコ・ベッツェッキ)
プライベートライダー部門(エネア・バスティアニーニ)
・SBK
ライダー部門(アルヴァロ・バウティスタ)
★ジジ・ダッリーニャ氏(レース部門ゼネラルディレクター)がレース2終了後、次のように話した。
「とんでもないシーズンとなり…ドゥカティにとっては最高の年になりましたね。当然のことながら、モトGPとSBKの両方でタイトルを取るなんて、そう楽は話ではなかったですよ。
アルヴァロはチーム全体と、そして、このマシンと共に凄まじい偉業を成し遂げてくれました。」
【当初から予想はしていた?】
「すぐに『(バウティスタがシーズン前半で圧勝していた)2019年と比べ、今年は違うぞ』とは思ってました。
アルヴァロは2019年同様に速かったが、あの時よりもまっすぐ前を見て、集中している様子で、どんな些細なミスもしないようにしてましたね。
なおかつ、諸々の要素が加味され、おかげで『2022年は、まさにタイトル獲得イヤーになるかもしれない』と言う気持ちになってました。」
【今日のバウティスタ選手はバージョンアップあれてる感じだった?】
「開幕ラウンドから強い走りをし、安定感を見せつつ優勝してたじゃないですか。そのうえ、シーズン中もどんどん伸びていき…大きく前進して見せいていた。そのおかげで、こうした大勝利をたどり着けたんですよ。」
【バウティスタ選手は(2020〜2021年はホンダに加入し)今年ドゥカティに戻ってきたわけだが…】
「我々はタイトル獲得を目指して参戦しているわけだから…まぁ、結局、バウティスタの選択はベストだったと言うことでしょうね。」
★ドゥカティは2013年末に、ジジ・ダッリーニャ氏をゼネラルディレクターとしてアプリリアから招き入れ、モトGP/SBKの総指揮を任せた。
同氏は組織改革を施しつつマシンの技術面を改善させ、今年ついにドゥカティ宿願であったモトGPのライダー部門タイトルを獲得した。
🌍 WORLD CHAMPION 🏆
How does it sound @19Bautista? 🤩#TheReturn = complete ✅#IDNWorldSBK 🇮🇩 pic.twitter.com/M0JSaYDO6w
— WorldSBK (@WorldSBK) November 13, 2022
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Twitter)
タイヤのおかげでドゥカティ好調って話は、note『2022 マレーシアGPまとめ』でどうぞ!
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ドゥカティファンにとっては夢のようなシーズンでした。ひっそりとこの喜びを噛み締めたいと思います。
レギュレーション改訂や参戦増加ばかり言われるけど、ジジの功績は大きいよね
日本メーカーもジジを引き抜くぐらい本気出せよと思う
乗りにくい、ライダーを選ぶバイクってDUCATIと真逆になったのだから