ラズガットリオグルが10〜11日にヤマハM1機テスト、クラッチローが指南

『ラズカットリオグルが10〜11日にヤマハM1機テスト、クラッチローが指南』

★4月10〜11日、ヘレス・サーキットでモトGPプライベートテストが行われ、各メーカーのテストライダーが参加する。

★同テストでトプラク・ラズガットリオグル（26才、ヤマハ）が、ヤマハのモトGP機（YZR-M1）のテストを行う。モトGP業界ではサプライズと受け止められている。

★ラズガットリオグル選手のコメント。

「楽しみです…ヘレスは大好きなトラックなんですよ。
去年のモトGPテストはアラゴンで…悪天候のせいで、充分にできなかったから。
でも、ヘレスはコンディションも良さそうだし、僕らの持ち時間も長いようでね。モトGP機を乗りこなすには何が必要か…もっと探っていけるでしょう。
こう言うチャンスを与えてもらい、ヤマハに感謝しています。」

★同テストでカル・クラッチロー（ヤマハ・テストライダー）はラズガットリオグル選手のコーチをしつつ、2023年版ヤマハ機の開発テストも行う。
なお、同テストにはリン・ジャーヴィス氏（ヤマハ・マネージングディレクター）も同席する。

★2022年にラズガットリオグル選手は、SBKタイトル獲得の報奨としてヤマハM1機の走行テストを行い、その後、モトGPに参戦するよう勧誘されたが、プライベートチームだったため断っている。
しかし、現在はフランコ・モルビデッリ（ヤマハファクトリー）の契約が2023年末に終了するため、念願のファクトリー参戦の可能性がある。

★モルビデッリ選手は長く苦戦し続け、先のアルゼンチンGPでは久しぶりに上位リザルトを獲得したが、契約更改を望むならば、完全にスランプから脱出したことを証明しなければならない。

★ラズガットリオグル選手は今年4月初めのインタビューで、「2024年のモトGP参戦を考えている」と公言している。

（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Gpone』）

モルビデッリ、もはや突破口なし？…って言われていた話は、note『2023 ポルトガルGPまとめ』でどうぞ！