『クアルタラロー:転倒後、ハンドルが曲がってもペースは良いのに…』
★4月15日(土)、アメリカズGP モトGPクラスのスプリント(短縮レース)でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が19位だった。なお、予選は7位だった。
★快晴・高温の中で好スタートを切り、第5ラップの第1コーナーで6位走行中にスリップ転倒した。本人は上位陣に喰い付いていこうと頑張っていたが、明らかにマシンの戦闘力が低かった。
★全10周中9周回目で自己ベストラップを記録(※6位、+0.494)。ペースも良かった。
★クアルタラロー選手がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。
「一番ストレスを感じるのは、スピードが出ているのに全く挑んでいけないってことなんですよね。加速では他のマシンがすっ飛んで行ってしまうものだから。
転倒後、けっこう良いペースだったんですよ…ハンドルは曲がっていたのにね。とにかく、他の選手らと一緒に走ってると、全然無理なんです。」
【明日のレースに向けては?】
「あの直線コースだと、速さなんて出せないけれど…でも、改善策を探さないと。」
【もう来年のことを考えたりする?】
「まだまだ先の話じゃないですか。とにかく、速攻で改善策を見つけ出さないと。
今日のスプリントでは、別に無理な走りをしていたわけじゃないんです…まぁ、ブレーキングぐらいですかねぇ…ギャップを縮めていけるのはブレーキングなんで。
今後、一歩前進していけると良いんですけど。スタートが悪かったら、もうそれでお終いなんだから…明日は今日みたいな好スタートを切って、最初からアグレッシブに行きますよ。
今回もまた、それが目標でしょうね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
クアルタラローが苦手なウェットに助けられた…って話は、note『2023 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!
フレッシュエアの中でしか走れないとは益々F1やインディカーに似てきたな。ドカティはどうなんだろう?
そんなことよりヤマハはさっさと遅すぎるクソエンジンどうにかしないと